SBCT関係論文翻訳
1999年10月AUSAの昼食会にて時の米陸軍参謀長エリック=シンセキ大将は演説を行った。陸軍の変革・再編・革新の道程標となる出来事であった。
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イラク国内の刑務所の今後
出典 星条旗紙
URL http://www.estripes.com/article.asp?section=104&article=30977
原題 Military planning to hand over control of Abu Ghraib prison to Iraqis in 2006
U.S. expanding other jails in Iraq to hold transferred inmates
筆者 Nancy Montgomery と Joseph Giordono
日付 2005年8月17日

米軍はAbu Ghraib刑務所をイラク政府に来年2月か3月に引き渡すことを計画している。

星条旗紙の取材によると、数千名の囚人を収容できるよう監獄3箇所を拡張したのち、来年早くにイラク側の管理に悪名高いAbu Ghraib刑務所を引き渡すことを米軍は計画している。

イラク多国籍軍拘束者管理の広報官であるGuy Rudisill中佐のバグダッドからのEメールによると、””将来のいつかにおいて、その通り、計画がある”とのこと。

Rudisill中佐によると、”我々は新たにCamp Cropperを建設しており、これが2006年2月に官制すれば、計画ではAbu Ghraibの活動を委ねて、Abuを閉鎖する”

計画では米軍は、現在Abu Ghraibに拘束されている”情報上対象となる囚人(prisoners of interests)”複数をバグダッド近郊の米側拘束施設であるCamp Cropperへ移送し米国の管理下に置き続けると、匿名を条件に在欧州米陸軍のある文民は語った。

文民によると計画では囚人の移送は2月か3月になっている。米軍の拘束活動司令部もAbu GhraibからCamp Cropperへ移ることになる。

Camp Cropperの拡張により収容人数は163名から2000名へ増加すると、バグダッドの合州国陸軍工兵軍団湾岸地域支部(the U.S. Army Corps of Engineers' Gulf Region Division in Baghdad)のStan Heath中佐は語る。工兵軍団は6月に開始された2300万ドルのプロジェクトを統括している。

関係筋によると、現在Camp Cropperには135名が収容されている。報道機関がイラク人権相を引用して伝えるところによるとサダム フセインもそこに収容されているとのことである。Rudsill中佐はフセインが拘束されているのは”厳重な場所である”とのみ語り、Camp Cropperであるかについては語ろうとしなかった。

計画では米国のAbu Ghraibとの関係は絶たれることになる。2004年4月に米兵とその他の者が囚人を同刑務所内で虐待したり屈辱を与えている写真が世界に伝えられた。

それによる騒動で多くの調査が行われた。兵7名が事件への関与について軍法会議にかけられ、監獄を担任していた士官2名が懲戒、あるいは降格された。政府調査の中には上級司令官の指揮が不十分であったとしつつも人員および資源が不足を考慮すると、その成果は素晴らしいとした。

Rudsill中佐によるとAbu Ghraibのイラク側への引渡しは常に計画されており、また彼の理解するところではイラク政府は同刑務所を閉鎖することを望んでいるとのこと。

同中佐によると、現在Abu Ghraibにいる囚人は4200名。その中には、Camp BuccaかFort Suseへ移送されることになる者もいるとのこと。Camp BuccaとFort Suseでも拡張計画が実行されている。

Camp Buccaの拡張は10月に完了の見込みで、”治安上の拘束者(security detainee)”1400名が収容されることになるとRudsill中佐。

Fort Suseの計画では、同施設はかつてのイラク軍兵舎で、イラク北部のSulaymaniyah近郊にあるが、治安上の拘束者2000名を収容することになる。改装は9月30日に完了する予定とRudsill中佐。

同中佐によると、何名の拘束者が釈放されるか、何名がイラク司法の手で収容され続けるのか、何名が米側に拘束され続けるのかは予想できないとのこと。

中佐曰く、2004年8月にイラク官僚6名と米軍人3名からなる検討委員会が設けられて以降、拘束者の釈放は頻繁にある。同委員会はイラク全土の16600名の拘束者の件を検討しおよそ9200名の釈放を勧告した。その多くは釈放されたとのことである。

最初にAbu Ghraibの囚人の処遇に警鐘を鳴らした国際赤十字は、拘束された者のうち70%から90%は”誤認により逮捕”されたと主張する。

これは、事件が発生したときAbu Ghraib刑務所を担任していたJanis Karpinski准将がたどり着いた結論とも一致する。American Civil Liberties Unionが入手した発言録によると、Karpinski准将は事件発生後に調査官に米軍指揮官らは、たとえ無実であっても拘束者を釈放したがらないと述べ、”釈放恐怖症”とこの態度を呼んでいる。

2004年5月、Geoffrey Miller少将、同少将はイラクに来るまでキューバのGuantanamo湾収容施設を監督していたが、当時Abu Ghraibにいた3800名の拘束者を半数にすると宣言した。少将は誤って収容された人数は「少数」のみだが、米国が主導する連合軍に対して脅威でないと分かったのちに容疑者を釈放する手続きが長く掛かりすぎる、4ヶ月から6ヶ月であると述べた。その後、同刑務所に収容されている人数は増加している。
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