SBCT関係論文翻訳
1999年10月AUSAの昼食会にて時の米陸軍参謀長エリック=シンセキ大将は演説を行った。陸軍の変革・再編・革新の道程標となる出来事であった。
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昨年12月Marez食堂テントでの自爆攻撃についての調査完了
出典 DoD
URL http://www.defenselink.mil/transcripts/2005/tr20050819-3703.html
原題 Defense Department Briefing
日時 2005年8月19日
話者 北西多国籍軍およびTFフリーダム司令官David M. Rodriguez少将
紹介者 国防長官次官補広報担当Bryan Whitman
発信地 話者はイラクから 紹介者と記者団はDoD
内容 昨年12月のMarez作戦基地食堂テントにおける自爆攻撃の調査が
完了したことが質疑応答で明らかにされている。

以下要約
紹介 前回少将がブリーフィングをしたのは7月1日
少将は統合参謀としてかつてDoDで記者会見を担当しており、記者団でも馴染んでいる者が多い

少将 
・憲法国民投票の準備が進んでいる
イラク独立選挙管理委員会(the Independent Electoral Commission of Iraq)、州政府(the provincial goverment)、イラク治安部隊との連携、共同作業によりNineveh州とDohuk州で60を超える選挙登録事務所を期日通りに開設。毎日ますます多数の市民が選挙登録している。
・Nineveh州政府は地域安全および住民集会を州各地で定期的に開催し続けており、ますます多数の地域指導者が参加している。スンニ派指導者や同派住民も政治過程により参加するようになっている。
・イラク陸軍第2師団と第3師団は連合してあるいは独立し、さらに効ある対内乱作戦を遂行。イラク住民は質の高い、新鮮な情報を提供している。
・モスルとNinevehのイラク警察について
常時800名ほどが訓練を受けている。毎月およそ400名が8週間の基礎訓練課程を卒業。モスルに内務省が警察認可学校を今後30日の間に開設する。
・1月の選挙以降、中級以上のテロ指導者の拘束者および殺害数は65名。うち44名は5月初め以降のこと。これはイラクと連合軍の共同によるもののほか、
イラク側の独立しての作戦のものもある。
・Nineveh州政府は様々な復興計画を認可し着手している。

質問 昨年12月の食堂自爆攻撃について 攻撃者の侵入方法と素性は
回答(少将) Ansar al-Sunnaのテロリストが関与していたと思われるが、
侵入方法は特定できず。

質問 自爆者は基地に侵透し、基地内で働いていたのか
回答(少将) 基地内の労働者ではなかった。自爆のためにのみ侵入したと思われる。

質問 担任地域での仕掛け爆弾はどうか
回答(少将) ここ3ヶ月、攻撃回数と損害はおよそ20%減少している。
我々の戦術、戦技、手順の向上。敵指導者の殺害および拘束による組織の乱れ。イラク人の提供情報。大規模な隠匿武器爆発物の押収などの複合効果である。

質問 仕掛け爆弾の質が向上していると関係筋は発言しているが、担任地域では質、数ともに減少しているのか
回答(少将) その通り。担任地域では数、質ともに減少している。これまでよりも、埋設、偽装されているものが少なくなっている。

質問 兵力規模について、必要な作戦を遂行できるだけの兵力はあるか
回答(少将) 適切な兵力規模である。実際、あるイラク部隊は他地域へ転出した。現在、イラク治安部隊3万5千名、連合軍1万名の規模である。

質問 食堂での自爆攻撃について 自爆者は外周警備を潜り抜けたか、それとも内部から手引きがあったのか、イラク軍の制服を着用していたのか、国籍はイラクか他国か、調査は完了したのか
回答(少将) イラク軍制服を着用していたと思われる。基地内で働いていなかったと思われる。調査は完了した。

質問 国籍は
回答(少将) 国籍は不明である。アンサール=スンナと繋がりがあったと思われる。

質問 外周警備や門警備を潜り抜けたのか 何者かが手引きしたのか
回答(少将) 外周警備や門警備を潜り抜けたのではないと思われる。

質問 それではいかにして入ったのか
回答(少将) 外周は長い。正式の門以外から侵透したのだと思われる。

質問 シリア国境から毎月侵入してくる攻撃者の数は推定できるか
回答(少将) 拘束した数なら言える。ここ3ヶ月間で70名を拘束した。これに自爆攻撃をした、あるいはイラク軍や連合軍と戦闘して殺害されたおよそ100名を加えると、ここ3ヶ月で侵入してきたうち交戦し殺害或いは拘束した者は170名となる。

質問 今朝、イラク安全保障顧問 Mowaffak Rubaie氏が毎月150名が越境してくると述べたが同意するか
回答(少将) 先ほどの推定からすれば可能性ある範疇の数字である。最もこちらの推定はRabiyaでの、シリア国境北西部からの越境に限っているが。

質問 モスル警察がJaburi部族出身者により主として構成されているそうだが住民や軍との関係に影響はしているのか
回答(少将) 軍や警察の構成は能力培養と信頼獲得の上で決定的であるから多様になるように努力している。現在是正すべく宗教民族の上で広く募集している。Nineveh州の1万4千名の警察官のうちおよそ20%がJaburi部族である。

質問 モスル警察においてはどうか
回答(少将) 19%以上である。幹部以上だと19%よりも大きくなる。

質問 昨年11月の警察が抱えた問題により、現在の警察の長は内務相から要請を受けて就任し、信頼できる自分の部族の者を採用したという事情を理解すべきだ。イラクの指導者、人民にと忠実な軍、警察を目指してこの問題にあたっている。

質問 州の公共サービス、電力、水道、衛生の状況について
回答(少将) 向上し続けている。州政府も積極的に関与している。電力需要の増大、家庭への最後の1マイルの配電、イラク側の仕事の遅れなどの問題はある。水道、下水、病院、医療も日々向上している。

質問 食堂での自爆攻撃について 自爆者はイラク治安部隊の制服を着ていたそうですが隊員だったのか またアンサール=スンナの勢力について
回答(少将) 隊員だったのか、制服を盗んだのかなどは不明である。
アンサール=スンナは担任地域内で活動する内乱組織の一つであり、過去3ヶ月間指導者層に打撃を与えてきたがなおも活動している。

質問 陸軍や海兵が仕掛け爆弾の可能性があるものを発見した場合、爆発物処理部隊の到着までに時間が掛かるという話があるが指揮下にある爆発物処理舞台は十分か
回答(少将) 十分である。爆発物処理部隊が対応するには30分から40分掛かっている。複雑でない場合には工兵が多く対応している。EOD(explosive ordnance disposal)の人員は十分だが調整、対応、速度は改善したい。
目下、Nineveh州全域で30分程度掛かっている。

質問 理想的な対応時間は
回答(少将) 10分から20分が理想である。

質問 イラク治安部隊3万5千名について。内務省部隊、軍などの内訳とそれぞれの作戦能力は。指揮統制兵站などで支援をどれだけしているか
回答(少将) 内務省のNineveh州警察がおよそ1万4千名。軍がおよそ1万4千名。国境警察が数千名。作戦能力は警察のうちおよそ千名が8週間の基礎訓練課程を修了。上級課程を修了したのがおよそ150名。これは警察署運営、司法手続き、証拠(集め)などの技能を含む訓練である。また憲兵、イラク軍、連合軍が介助して2千名が4日間の慣熟訓練(familiazation training)を終えた。
 イラク軍は全員が基礎訓練を修了。第3師団は基礎訓練から通して完了しており、全国から募集された。その全3個旅団は活動しており、来年6月には対内乱能力を得る。階梯の下のほうの部隊は極めて能力があり、積極的で指揮統制も良好である。階梯の上のほうでは指揮統制、計画と遂行面で援助している。情報についても援助しているが、イラク治安部隊の情報は連合軍にとって多大である。医療後送、補給、即応部隊という面でも援助している。

 第2師団はモスル近郊に所在。地方で募集され、活動しながら訓練を受ける
施設警護部隊、国家警備隊型の部隊であった。全4個旅団の即応度はまちまち。1つは2,3ヶ月で支援を受けつつの対内乱能力を得る見込み。残り3つは来年6月に得る見込み。

質問 米軍の帰還に必要なイラク軍の人数は
回答(少将)多数のことが関わるので、その数字は無い。内乱側の戦力とその能力をどれだけ削げたか、治安部隊や政治過程の内乱やイラク国家の成長
に及ぼす影響などが影響する。

質問 仕掛け爆弾に対してロボット等の技術を使っているか
回答(少将) ロボット、電子妨害兵器、バッファロー、探知犬などの装備、兵器を用いている。技術、戦術戦技手順、情報の相乗で対抗している。
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