SBCT関係論文翻訳
1999年10月AUSAの昼食会にて時の米陸軍参謀長エリック=シンセキ大将は演説を行った。陸軍の変革・再編・革新の道程標となる出来事であった。
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2005年 AUSA午餐会における陸軍参謀総長の演説
http://www.army.mil/leaders/leaders/csa/speeches/20051004.html
AUSA Eisenhower Luncheon Speech
Washington Convention Center, Washington, D.C.
October 4, 2005

ありがとうございます。

Sullivan大将(#AUSA associtation of United States Army 会長、元陸軍参謀総長)、あなたおよびAUSAの諸兄と共に過ごせる機会を与えて頂き、重ねて感謝致します。我々陸軍に対する大将の連綿とした指導と尽力、そして個人面でも長年にわたり相談に応じて頂いていること、我々陸軍、我々の兵ら、そして我々の家族へなされた全てのことについて謝意を表します。

#以下全訳最後まで
Harvey長官(#現任の陸軍長官)、お越し頂き、また日ごろの指導ありがとうございます。共に仕事でき光栄です。我々は素晴らしい仕事仲間(team)となりました。

陸軍副参謀総長(the Vice Chief of Staff of the Army)は休暇で午餐会(lunch)に出ておりません、というも私が今年もまた深酔いして(get bad whiskey)演説を肩代わりさせると思ったのです。ともあれ、彼は素晴らしい仕事仲間(teammate)です。

当然のことながら、我々はKen Preston陸軍最先任曹長(Sergeant Major of the Army)を大変に誇りに思っております、彼は素晴らしい兵士であり、素晴らしい指導者(leader)です。

このような素晴らしい仲間と仕事できて本当に誇らしく思います。

* * *

2001年9月11日(#ニューヨークの世界貿易センター、ワシントンD.C.の国防総省等への旅客機乗っ取りによる同時多発テロ事件発生日)から4年以上が過ぎました。このテロとの戦い(War on Terror)は我々が第一次世界大戦で戦った期間19ヶ月を超え、そして、第二次世界大戦で戦った期間よりも長いのです。

我々はこの戦争が長期にわたる戦争であり、見通せる限りの将来においても我々は戦い続けているとみています。私の見方では、これまで何度も発言している通り、私の人生の中で最も危険で最も困難な時代です。それは脅威が狡猾(insidious)な性質であり、かつ、非常に異なる世界に今日我々が生きているためであります。これまでの世界とは非常に異なるのです...

多くの米国人、これには軍にある者(in uniform)も含まれますが、我々陸軍が成し遂げてきたこと、この戦時にあって成し続けているかを知っているか定かでないところがありますので、我々が果たしてきた素晴らしいことを幾つか取り上げたいと思います。

振り返るのは自画自賛ではなく、空前の達成事を心に記して、陸軍を前進させていくに際して直面するであろう多くの課題に立ち向かう勇気を盛り立てるためです。

将来に向かい、我々は有用にして即応(relevant and ready)であらねばなりません、そして、我々は国家が求めるとき、我々に課せられたことが何であれ、国と戦闘司令官(combatant commander)に有用かつ即応する地上戦力を供さなければなりません。

* * *

有用にして即応する地上戦力(Relevant and Ready Landpower)

完全志願制の軍隊(all-volunteer force)で長引いている戦争を戦うのは我々の歴史で初めてのことです。現役(Active Duty)49万2千名に加えて、陸軍予備役(Army Reservist)14万名、州兵(National Guardsman)23万名がこの9月11日以来の戦争の支援のため動員されています。およそ65万名の兵がこうして私が話している今も現行の作戦を支援するため現役にあります。

海外で、我々陸軍は、統合部隊(Joint Team)の不可欠の一員として、二つの国家、両者の人口をあわせると5千万を超えます、を解放しました。全軍種あわせて55万を超える兵が「イラクの自由作戦 Operation Iraqi Freedom OIF」と「不朽の自由作戦 Operation Enduring Freedom OEF」に参加しています。

我々の達成した事は、正直に申し上げて、驚くほどのものです...

ご存知の通り、アフガニスタンとイラクでは歴史的な選挙があり、何百万人もが投票しました。

イラクだけでも我々は米国救援復興援助として拠出された200億ドルの多くを届ける介添えをしました。診療所(health care center)110箇所以上の診療所の再生、同じく600箇所の設備整備、児童300万名以上と妊婦70万名以上の予防接種、学校2500箇所以上の再生、浄水場や下水処理場多数、その他にも我々が成し遂げていることは多々あります。

陸軍の先頭司令官に対する貢献はイラクとアフガニスタンに留まらず、今私が話している時点で、世界中の120の国々に26万名を超える兵が、我々の国家および友好国(partner)のため様々なことを行っています。

国内では、9月11日以来、州兵12万1千名以上、陸軍予備役3万1千名以上、多数の現役将兵が「高貴な鷲作戦 Operation Noble Eagle」、重要施設(key asset)、国境警備、空港警備、スーパーボールのような特別に警戒を要する行事や先ごろあったハリケーンカタリーナ(Katrina)やリタ(Rita)といった自然災害に対して国内をより安全にする介添えをしています。

最後の二つの作戦については、州兵5万1千名以上が現在も救援活動を支援しており、現役陸軍からも7千名以上が救援活動にこれまでに参加しています。

これらを大きな文脈に置くと、第二次世界大戦後の四、五十年間、ベルリンの壁(the Wall)が崩されるまでの期間では、この期間の大半では陸軍は徴兵制により維持されていましたが、陸軍が大隊任務部隊(battalion task force)規模以上の部隊を派遣したのは大体20回程度です...冷戦が終了してからの15年間で、非常に削減された全志願制の軍として、我々は三十回余派遣し、数え方によっては五十回にもなります。

この戦争を戦う中で、将来を見据えつつ困難な決断を真っ向から下すのは大きな意味があることです。本日ここで述べる、大きな意義のある兵士を中心に据えた取り組みにくわえ、陸軍では将来戦闘兵器システム(Future Combat System FCS)を再編しております、これについては昨年もお話しました。我々は今回の基地再編および閉鎖手続き(Base Realignment and Closure process BRAC)にも参加し、これは現在議会に上程されています。将来を見通して大規模な基地再編ともあわせて我々陸軍の新たな駐屯計画を作成しました。また、我々は現在4年置きの国防見直し(the Quadrennial Defense Review QDR)に携わっています。その間にも、我々は370億ドル超に及ぶ計画を中止または修正し、節約した資金を戦争遂行の必要を満たし他の面での変革の速度を速めるために投じています。

例えば、ご存知の通りカイオワウォーリア(Kiowa Warrior)を更新する武装偵察ヘリコプター(the Armed Reconnaissance Helicopter)の配備を進めています。最初の部隊が装備するのは今後二年余のうちとなります。

* * *

精強かつ装備万端の兵たち(Well-Trained and Equipped Soldiers)


9月11日以降、輸送軍(the US Transportation Command)の見積もりでは空輸及び海輸された70億ショートトンの装備補給物資のうち90%超が陸軍に属するとしています。今年だけでも陸軍はイラクの自由作戦(OIF)と不朽の自由作戦(OEF) へ出入させた兵士は30万名を超えます。兵站支援(logistic support)は一度展開すると困難なものですが、陸軍資材軍(the Army Material command AMC)と産業界各社は素晴らしい仕事をしています。

陸軍は直接あるいはthe Logistics Civilian Augmentatation Program
(# http://www.globalsecurity.org/military/agency/army/logcap.htm のことか?)
を通じて、糧食をほぼ3億食、携行飲料水24億ガロンを作り、燃料3億ガロン、郵便1億ポンドを部隊(servicemember)にこれまで届けています。

我々は兵にあたう限り最高の防護と装備を支給しようと取り組んでいます。2001年以来、総計42万名超の兵士のボディアーマーのため、性能をますます向上させた小火器防護内包板(Small Arms Protective Inserts)を生産してきています。

2003年3月の時点で、陸軍全体で装甲を強化済みのハマー(HMMWV)は実のところ500両以下でした。今日ではイラクとアフガニスタンのみで装甲強化ハマーは1万両超であり、そのほかの装甲装輪車両、装甲トラックなど2万両を超え、3万両に迫りつつあります。

陸軍が主導する統合仕掛け爆弾対策任務部隊(Joint Improvied Explosive Device Task Force)は今国防総省傘下にて、産業界、政府、学界とも連携して訓練計画やIED(Improvised Explosive Device)対抗手段を設計、配備しています。その理由については明白であり本日は触れませんが、これによりIEDの効果を非常に減殺しております。IEDは非常に攻撃力の高い攻撃であるし、我々は今後も直面することになります。

また我々は予期される装備の必要に応じるべく、かつてない計画を策定しました。迅速配備計画(the Rapid Fielding Initiative RFI)を皆さんの多くは大変おなじみでしょうが、同計画により部隊の攻撃力、機動力、生残性を高めるため最新の個人及び部隊装備が配備されています。これまでにRFIで旅団戦闘団49個相当、現役、州兵、予備役全てで総計41万5千名以上の兵士に装備を供してきました。我々の目標は84万セットに至るまで続けることです。

言うまでも無く、皆様は新しい陸軍戦闘衣が部隊の多くに、とりわけ派遣されている部隊に支給されているのをご存知とのことでしょう。

HMMWV再生計画、これは戦争開始前にはありませんでしたが、4千両以上を修理しました。6ヶ月でストライカー装甲車用鳥篭装甲(Stryker SLAT Armor)を設計、開発、配備しました。これは改善を実施するまでに通常かかる時間の80%削減されたということです。

再生されたヘリは1200機に達しようとしており、戦闘で損傷を受けた航空機141機が復帰しました。武器7万点以上がオーバーホールされました。弾薬生産は以前の基調ではおよそ小銃弾3億5千万発、これは12.7mm口径以下についての年産の数字ですが、3億5千万発から今年では15億発へ、そして年産20億発へと進みつつあります。これは戦闘部隊に留まらず兵の訓練が増加しているためでもあります。

補給処、工廠では一直制(one-shift)平日稼動(weekday operations)から重要な兵器、例えばハマー、ヘリの回転翼、小火器などでは1日24時間週7日稼動へと移りました。これにより工廠の生産能力はここ3年で倍加し1百万件超の資材放出命令(Material Release Orders)、これは73億ドル相当で46万5千ショートトン超にあたります。AMC(陸軍資材軍)やそのほかでのLean Six Sigmaといった多くの運動により、生産は明白かつ劇的に増加し、当然ながら今もその方向へと進み続けています。

新兵募集及び再任官の取り組みは実りあるものとなっています。2001年9月以来、およそ4千名の募集官を増員、手当の増額と募集官支援を倍加して現在14億ドルとなりました。

本年度最優秀募集官(Recruiters of the Year)であるShavalier二等軍曹(Staff Sergeant)、Morrison一等軍曹(Sergeant First Class)、Horn掌軍曹(Master Sergeant)といった下士官のおかげで、全部隊で6万名を超える兵を募集できました、彼らは”義務の求め(Call to Duty)”に応じた市民にして兵士(Soldiers-citizens)です。

陸軍を3万名増員するため、年間募集目標数は15万名から17万5千名へと増加しました。他軍全てをあわせても10万7500名であり、比較して1.5倍です。また、年間の士官昇任を650名超増やしました。この全員が”義務の求め”に応じた素晴らしい人々です。

今年、現役再任官率は目標の106%、州兵再任官率は102%、陸軍予備役再任官率は102%に達しました。これは兵が我々と団結しているということであり、"義務の求め”を信じているからです。これは指導者が仕事を果たしているということです。人々がその仕事を信じているということです。そして陸軍をかくも偉大にしているこれら素晴らしき兵士を留め置くという課題をこなし続けるということです。今戦闘中である兵士での再任率は非常に目覚しいものです。例えば、第3歩兵師団ではバグダッドにいるうちに再任率目標の131.6%に達しました。

本年度最優秀訓練軍曹(Drill Sergeant of the Year)であるJolly二等軍曹(Staff Sergeant)とSwearingen二等軍曹(Staff Sergeant)は今日陸軍で行われている訓練に対する、驚嘆に値する取り組みを体現しています。2001年以来、基礎訓練から下士官教育制度(Non-Commissioned Officer Education System)、技能、言語課程、その他で1700を超える課程を受けた兵は130万名を超えます。

今年我々は訓練受け入れ人数を40万5千名から45万4千名へ拡張しました。課程の多くは滞在型(resident course)ですが、3万6千名の兵が衛生認定(Medical Certification)、言語再教育(Language Refresher)、戦闘工兵仕掛け爆弾訓練(Combat Engineer IED training)といった分散型学習課程(Distributed Learning classes)をビデオ遠隔訓練教室(Video Teletraining classrooms)311箇所で受けました。教室の中にはイラクにあるものもあります。

兵らを戦闘の現実の備えさせるため、39の戦闘技能(Warrior Task)と9の戦闘教練(Battle Drill)を依然重視しています。初度加入訓練(Initial Entry Training)中の実地訓練は350%増加しました。今では兵士全員に戦闘訓練(combatives)、兵士全員に都市作戦訓練(urban operations)、兵士全員に実弾車列訓練(live fire convoy training)です。

(#訳注 US Army Human Resources Command のサイトの説明によると
Intitial entry training IET 軍に最初に入ったときに合格(complete)することが課せられる義務訓練で、軍事特技の認定を受けることとなる。法の定めにより、合州国本土以外の地域へ派遣されるまでに新規隊員はIETを終えていなければならない。IETには第一段階、基礎訓練(BCT Basic Training)と第二段階、上級各個訓練(Advanced Individual Training AIT)がある。)

我々は戦闘工兵(combat engineer)のため工兵章(the Sapper Tab)を制定しました。工兵はイラクの自由作戦で議会名誉章(the Medal of Honor)を受けたPaul Smith一等軍曹(Sergeant First Class)の精神を具現しています。また今年軍事特技(MOS)、性別、階級、配属部隊を問わず、交戦規定(rules of engagement)のもとで戦士の気概(the Warrior Ethos)を十全に体現し戦闘で発揮した兵らの称揚のため戦闘行動章(the Combat Action Badge)を制定しました。

ボディアーマー(body armor)及び野外具(field gear)着用の上での射撃訓練(marksmanship training)等で、今会計年度においてTRADOC(#訳注US Army Training and Doctrine Command 合州国陸軍訓練及び教義軍)では6200万発の弾薬を消費しました。これは50%の増加です。

指揮官訓練も新たな戦略環境と戦勲に基づいて著しく変化しています。陸軍戦訓センター(the Center for Army Lessons Learned)は2001年以降6200超の戦訓を収集し、発行した刊行物は381を超えます。これらの戦訓に基づいて士官基本訓練課程(Officer Basic Training Course)がフォートベニング(Fort Benning)とフォートシル(Fort Sill)にて2006年6月から実施されます。

さらに第一次世界大戦中、戦争大学(the War college)が1917年から1919年まで閉鎖され、また第二次世界大戦中Marshall大将が1940年に陸軍戦争大学(the Army War College)を閉鎖し(closed its doors)1950年まで再開しなかったのとは対照的に我々は指揮官教育制度を維持し拡大しています。我々は指揮官育成(it)に取り組み続けています。

例を挙げると、共通の中間段階佐官教育(Intermediate Level Education for Field Grede officers)があり、今現在で千名超の士官が上級民間通学(Adcanced Civil Schooling)或いは研究生(Fellowships)をしており、士官1350名が今年、統合専門軍事教育課目(Joint Professional Military Education reqirements)の第Ⅰ段階(Level Ⅰ)あるいは第Ⅱ段階(Level Ⅱ)を完了しました。

部隊訓練も劇的な進展をみせています。9月11日以降、TRADOCは派遣される部隊のため旅団戦闘団任務即応演習(Brigade Combat Team Mission Readiness Exercise)を63回、師団及び軍団任務即応演習(Division and Corps MRX 、BCTP)を20回行いました。そしてこれらは我々が育ってきたのと同じ訓練ではありません。現実に対応してこれらの非常に重要な集合訓練の機会(collective training experience)における厳格さを保ちさらに厳しいものとしています。

戦闘訓練センター(Combat Training Center)ではトンネル(tunnel)、洞窟施設(cave complex)、さらには都市環境(urban environment)をも組み入れました。外国語話者(foreign language role player)、報道陣(media)、非政府組織(nongovernmental organization)を一層完全に想定に盛り込んでいます。そして、戦場の民間人として多数を擁しており、例えばNational Training Center(#カリフォルニア州フォートアーウィンにある仮想敵対抗訓練場のこと)では実際にアラブ系アメリカ人、イラク系アメリカ人、アフガン系アメリカ人数百名が役を演じており、部隊が備えるにあたっての訓練機会を非常に現実的なものにしています。さらには戦訓や技術の進展を訓練に取り組んで利用するのも続けています。

また教義開発のピッチをあげています。最近戦場から帰還した者を教官枠に入れ新たに暫定野外教範(the Field Manual Interim FMI)という類別を設けました。

以前、野外教範(Field Manual)を発行するのに2年から4年かかるという物差しであったのと比較すると、対内乱作戦(the Counterinsurgency)暫定野外教範は7ヶ月で完了し発行されました。2001年以来、教義刊行物194点、そのうち今年のみで新たな野外教範44点、暫定野外教範9点を発行しています。印刷部数は全体で650万です。

なにより、インターネットの成長に伴い、登録者28万名が1万3千点超の訓練文書を閲覧でき、およそ1500のオンライン課程に参加できます。これらのサイトのアクセス数は一日百万回、兵らのダウンロードした容量は一月でほぼ100万ギガバイトです。さらにCompanyCommand.comといった戦闘知識フォーラム(the Battle Command Knowledge System)への参加もあります。

戦力化のためには、生活の質および基盤への取り組みが重要であると認識しています。2001年以来、兵舎を2万4千名分新築し、9700名分を改築。費用は33億ドルを超えています。

居住者共同体活動(the Redidential Communities Initiative)のもと26箇所の5万9500戸超を民営化し、陸軍家族住居の92%にあたる45施設8万3千戸の民営化へ取り組んでいます。また、従来の軍建設(Military Construction MilCon)計画により3600戸超を新築し、6300をリフォームしました。

我々はまた受給者350万名超に世界一級の保険医療(health care)を供しています。平均的な日で、思いがけぬほど多数の人が通院し、診療、投薬、検査を受けています。これは兵本人ばかりでなく世界中にいるその家族もです。そしてもちろん、負傷兵のためにしっかりとした医療後送制度(medical evacuation system)があります。

家族会(Family Support and Readiness Groups)を中隊階梯から師団階梯に至るまで支援し、ネット家族会(Virtual Family Readiness Groups)すら組織しました。

(#訳注 Army to Implement Virtual Family Readiness Groups
By Margaret McKenzie
Special to American Forces Press Service
http://www.defenselink.mil/news/Aug2005/20050805_2349.html
にネット家族会のことは詳しい #)

我々はArmy One Sourceというサイトを開設、運営しています。これはウェブ上の情報提供や紹介を行うサイトであり、15万5千回使用されています。

(#訳注 http://www.armyonesource.com/ #)

フォーチュン500社のより抜かれた企業と配偶者雇用協定(the Spouse Employment Partnership)を締結しました。

陸軍が運営または後援する地元密着型児童福利室(community-based child care spaces)は6万8千箇所以上であり、児童11万名以上が利用しています。また、身体不自由兵士支援制度を設立し身体に非常な不自由を負った兵とその家族を擁護、爾後支援(follow-up)をしています。また、義肢ケアセンター(Amputee Care Center)を2箇所開設しました。また、Intrepid Fallen Heroes Fund(#訳注 http://www.fallenheroesfund.org/fallenheroes/index.php Intrepidはニューヨーク市でのスクラップ行きから救い保存することにFisher氏が尽力した空母の名前である #)およびFisher House Foundation (#訳注 http://www.fisherhouse.org/ ) とともに、Brooke Army Medical Centerで4階建てリハビリセンターと21床のFisher House2棟の鍬入れ式に参加されたかたも居られるでしょう。
(#訳注 この基金と財団は http://www.fisherhouse.org/aboutUs/fisherBio.shtml
で紹介されているZachary Fisher氏由来 #)

これらすべては陸軍全体で、陸軍の取り組みの氷山の一角にすぎません。機関陸軍(institutional Army)から、作戦陸軍(operational Army)、陸軍文民(Army Civilians)そして兵ら、家族に至るまで非常な勢いで類まれな活動を行っています。そして未来へ向かってゆくにあたり我々に大きな自信を与えてくれるのです。

* * *


未来(The Future.)

陸軍が第二次世界大戦以来最も根本的な変革のさなかにあり、素晴らしい進展を遂げていることは皆さんにとって当然の事でしょう。

規格化戦力への改編のうち80%は本会計年度つまり2006会計年度中に達成されることとなります。

現役旅団10個が加わり、使用可能な旅団数は48個から77個へと増加します。

目標は、陸軍戦力生成モデル(Army Force Generation Model)を通してより(#訳補 派遣を)予見できるようになること、家族との同居期間(dwell time)をより確保できるように戦力を構築することです。これは現役部隊のみならず陸軍州兵および陸軍予備役についても含まれます。訓練時間もより得られ、派遣予期性(predictability)も高まり、"義務の求め”に応じる全員にとって、現在と将来の課題に調和良く向かう(balancing the challenges of today and tomorrow)で助けとなります。

規格化戦力への取り組み(modular efforts)の先陣にあるのが第3歩兵師団です。そして現在イラクで素晴らしい活躍をしております。第101空挺師団(the 101st Airborne Division)、第10山岳(the 10th Mountain)、第4歩兵師団は再編充足(reset)し、規格化改編を終え、戦闘へ戻りつつあります。他部隊も同じく改編の日程途上にあります。

また、現役及び予備役戦力(#訳注 ここでは州兵と陸軍予備役双方を指すと思われる)双方においてより必要の高い特技の部隊を増やすべく調整中です。この調整では兵12万5千名以上の兵の特技が変わり、歩兵能力(infantry capabilities)は50%向上し、憲兵、民政、情報、その他必要な技能でも増加しています。これにより必要度の高い部隊の作戦頻度(OPTEMPO Operations Tempo)を引き下げることができます。これまでのところ3万以上の人員配置(position)で再調整を行いました。

そして、兵士を部隊に定着させることで戦闘即応態勢と団結を強化し、人員交代を削減し、反復訓練(repetitive training)の必要を減らしています。

特筆すべきことは、韓国駐留勤務延長を奨励手当により推奨して駐屯地間異動(PCS Permanet Change of Station)勘定で3600万ドルを削減し人員交代率を51%減少させたことです。

陸軍はここ数年間で多くを成し遂げましたが、成すべきことはまだ沢山あります。申し上げたとおり、我々は長い戦争の中におります。人的側面が非常に大きいということをこの戦争は再確認させました。そして我々の兵らはその中核です。その重要性が減じる事など全く無く、兵らが我々の成功への鍵であることがますます明白となってきています。

技術は役に立ちますがその役割は明らかに二次的です。最先端の衛星とコンピュータでも戦場で人がなしうることを果たせません、必須となる交流、社会的文化的規範の理解、戦闘では重要となる生死を分ける即座の判断などです。兵のみがこれを行いえます。かくて、テロとの戦争およびその先において勝利するには技術的方法と人的方法の均衡を見出す必要があります。

これからの課題は兵に、とりわけ過酷でしばしば死を伴いうる近接戦術戦闘を行ったり今後もますます面することとなる複雑な安定および人道作戦に従事する兵に対して圧倒的な優位をもたらす能力を開発することです。これらの困難な任務を行う者が安全かつ成功するよう米国の技術、知性、資源を注がねばなりません。

これは現行の規格化戦力(modular force)に成熟した技術を迅速に組み入れる(spinning out)こと、教義、組織、装備、その他枢要な要素に戦訓を組み込むこと、FCS(future combat system 将来戦闘兵器体系)計画で開発された先端能力を準備組み入れることを意味します。目標は、兵らが先んじて見つけ、先んじて把握し、先んじて行動し、決戦で決着をつける(see first, understand first, act first, and finish decisively)です。

誤解が生じないように申しますと、我々はFCSによりもたらされる将来戦闘兵器戦力戦略(Future Combat Force Strategy)に総力で取り組んでいます。最近の報道には関係なく、FCSでやろうとしていることの基本線から我々は全く外れていません。FCSは将来へ向けての近代化計画です。取り組まねば、今後の陸軍において近代化にほぼ40年の穴が開くことになります。そんなことは見過ごすことができません。これが陸軍長官(the Secretary of the Army)の立場であると承知しておりますし、明白に私の立場でもあります。

我々の兵らはそれぞれの世代における最良です。戦争を行いつつ陸軍を変革するにあたり、勇気、献身、無私の行いにおいてあらゆる期待を続々と上回っています。兵らは私たちの成すことの中核です。我々が戦う戦争でも究極には勝ち取る平和においても。引き続きの力強い支援に彼らを代表して感謝いたします、我々一同支援を必要としております。

最後に新たな統合参謀本部議長(Peter Pace大将)がDicke Myers大将から任務を引き継いだ際のの言葉を引用したく思います。我々の敵は我々が警戒している限り、その邪悪な意図を達成することはないと彼は述べました。私も同感です。我々が警戒している限り、”義務の求め”に応じて我々の価値観、自由、我々の生き方を守るのに失敗するということはありません。誤解なきように申しますと、これら3つが危機にさらされているのです。我々は危険な時代におり、アメリカが目覚めて本当に現実として戦争しているということを理解すべき時となっています。

ご支援に感謝します。我々陸軍のためになさってくださったことに感謝します。
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