SBCT関係論文翻訳
1999年10月AUSAの昼食会にて時の米陸軍参謀長エリック=シンセキ大将は演説を行った。陸軍の変革・再編・革新の道程標となる出来事であった。
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タルアファルでの包囲拘束作戦
出典 stars and stripes
URL http://stripes.com/article.asp?section=104&article=36539
日時 2006年4月17日
原題
U.S., Iraqi forces conduct large-scale operation to rid Tal Afar of insurgent hideouts
筆者 Monte Morin, Stars and Stripes
他掲載媒体 中東版
発信地 イラク タルアファル
内容
#画像注記訳
#1枚目
Monte Morin / S&S
Melvin Perry一等軍曹(Sgt. 1st Class)アトランタ出身33歳が通訳を介してイラク、タルアファルのQadasiya地区にて住民と話している。これは土曜日の兵役年齢男性一斉捜索(roundup of military-age men)の1日前のこと。指揮官らによると同地区は内乱者の隠れ家(refuge)となっている。

#2枚目
Aaron D. Allmon II / Courtesy of U.S. Army
第1機甲師団第1旅団2-37TFの兵がDuke Storm作戦の一環でイラクのタルアファルをパトロールする。
#注訳終わり

ほぼ7ヶ月前に機甲騎兵部隊がこの古き都市を奪回してから、一度の作戦としては最大であり、そして一発も銃を撃たずに完了した。

#以下全訳最後まで
イラクにおける対内乱戦闘の奇妙な性質の生々しい実例として、米軍およびイラク兵は土曜日に市で最も悪名高い地区の一つで兵役年齢男性の捜査を終日行い内乱容疑者100名を捕えた。拘束された者のうち少なくとも1人はここ数週間当地で一連の路肩爆弾や伏撃を仕掛けていた集団の指導者の容疑がある。

第1機甲師団第1旅団"Ready First"の旅団長Sean MacFarland大佐(Col.)は”今日の仕事はうまくいった”と話す。”兵役年齢は全員集めた”

この作戦は、”Duke Storm"という名称で、おおまかにいって米軍とイラク陸軍からそれぞれ1個大隊の兵士が参加し、夜明けに繰り出してQadasiya地区全体を包囲し、18歳から65歳の男性全員を拘束(detain)した。全部で1200名を僅かに下回るイラク人男性、これはタルアファルの人口のおよそ5%にあたるが、質問され、以前に拘束されて今や米軍に協力している内乱勢力の捕虜がテロリストを指差せるようその前を歩かされた。

この一斉逮捕は、数週間に渡って攻撃が増加し少なくとも2回の車爆弾があり路肩爆弾により米兵1名が死亡したことをうけてのもの。

この作戦中一発も銃は撃たれなかったが、攻撃は急にやんだ。

”なにはともあれこれで敵をかき乱した”とMacFarland大佐。
”敵は潜む(hang theri heads)のに安全な場所だと思っていた、北アイルランドではIRAの人員は非常に僅かだが、英国兵に追われたとき彼らが隠れ込めるようにカトリックの家のほとんどは裏口の鍵をかけないままにしている。私はタルアファルの住人が裏口を閉ざすように働きかけている”

作戦は夜明けに始まり、第37機甲連隊第2大隊"Dukes”の兵らとイラク陸軍第3師団第2旅団の兵、そして地方イラク警察の警察官が地区を戦車、装甲車両、鉄条網で囲んだ。

兵らが通り毎に各家庭から男性を拘束しようと入る一方で、拡声器を備えたハマーが誇りだらけの通りを走ってはアラビア語で”関わるな(non-interference)”という知らせを大音量で流した。その知らせは地区からテロリストを根絶やしにするため男性を全員拘束するという内容だった。

少なくとも拘束者1名は隠し戸の下に潜んでいるところを発見された。病気を装った女性が戸の上にマットレスを敷いて横たわっていたと士官ら。兵らはまた部分的に組み立てられた路肩爆弾二つを発見した。

拘束された男性は地元の学校へと連行され、情報将校が質問し内乱容疑者の顔写真と見比べた。米軍やイラク軍の内乱容疑者指名手配者にように思われる男性はさらなる尋問のため隔離された。

拘束された中には地元の族長(sheikh)と地元内乱細胞の二番手(the number two man)が含まれている。

学校で拘束されている間、やがては解放される者はイラク兵に見張られながら水と食糧を与えられ足を組んで煙草をすって時間を過ごしていた。家庭から休みの日に手入れで追い立てられた男性にしてはじっと我慢の子のようだ。

”アメリカ人が千人ここに座っていたらどうなるか想像できるか”とDukes大隊長John K. Tien中佐(Lt. Col.)。”彼らにはこう話した。我々がこうしたのはあなた方の安全のためだ。テロリストがあなた方を盾にしており、またあなた方を脅しているのは分かっている。今日の目的はテロリストにそうはできないということを見せ付けることだ”

年配の男性は直射日光をさけて教室で拘束されていた。

協力している元内乱者が見えないところから観察したあとで、男性らは一人づつ釈放された。校庭から連れ出されて行列する男性を見ていた米兵は彼ら一人一人が列を成して脇を通るたびに冗談を飛ばした。何を言われてるのか正確に理解した者はほとんどいなかったようだが、大抵は微笑んだ。

”この男性らが家に帰って妻が彼らに聞く、「どうだったんですか」。すると彼らは「テロリストを捕まえる助けをしてきたがイラク軍がほとんどやってのけたよ」と”、こうTien中佐は話す。

Tal Afarは第3機甲騎兵連隊が昨年9月の激戦で奪回して以来厳重な監視下に置かれている。"Operation Restoring Rights"によりバース党に忠義立てする者とイスラム過激主義者による脅迫、断頭、暗殺などの残虐作戦に終止符をうったと指揮官ら。

それ以降、タルアファルは”掃討し、保持し、建設する(Clear, Hold and Build)"戦略によるイラク安定化の力強い象徴へと変貌した。けれども、指揮官らはブッシュ大統領が最近の演説で模範となる都市として公に称賛してから後、内乱側がタルアファルでの活動を強めたと指揮官らは疑っている。

第1機甲師団第1旅団が地域を引き継いだのはおよそ3ヶ月前である。それ以来、市の全域で徒歩パトロールをしている。指揮官らの言では車両パトロールよりも地元住民との協力を強化しやすくなるやりかたである。地域によっては24時間パトロールしつつ、兵らは空き家および住む人のある家を無作為に捜索している。
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