SBCT関係論文翻訳
1999年10月AUSAの昼食会にて時の米陸軍参謀長エリック=シンセキ大将は演説を行った。陸軍の変革・再編・革新の道程標となる出来事であった。
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クルドの現状とタルアファルの地理的意味
出典 CSM
URL http://www.csmonitor.com/2006/0426/p07s02-woiq.html
原題 Kurds quietly angle for independence
Oil revenue could give Iraq's Kurds greater economic distance from Baghdad, experts say.
日時 2006年4月26日
筆者 James Brandon | Correspondent of The Christian Science Monitor
他掲載媒体 不明
発信地 イラク Arbil
内容
数ヶ月にわたる政治の膠着ののちにイラク政府が形をなしつつあるなか、同国の主導的立場にあるクルド人政治家は一体的かつ平和なイラク目指して汗を流すことを約束した。

#以下全訳
"(Jawad) al-Maliki首相が手早く全ての集団を含む政府を樹立できれば、かれはイラク人のとって貴重となるだろう"とクルド人でイラク大統領Jalal Talabaniはイラク議会で二期目が承認されシーア派の政治家であるMalikiを首相として、追い込まれたIbrahim al-Jaafariにかわって指名した後に語った。

クルドの独立への願いはそれでもなおも根深いところで息づいている。イラクの一部がますます不安定となりイスラム的となる中、専門家たちはクルド人は比較的世俗的であり、1991年以来享受している自治をさらに固め拡大しようとしていると話す。

クルド地方政府は、1990年代初頭からイラク北部でクルド自治区を治めており、このところ外国石油会社と契約してクルド支配地域での新たな油田探索をしている。専門家らはこの取引による収益がバグダッドからの経済的、そして政治的自立をさらに強められることをクルド人は望んでいると言う。

"クルド側は法的じょうきょうについてはあえて賭けをする会社にとって魅力的な条件を提示している"とthe Argus Oil and Gas reportの中東版編集者であるRafiq Lattaは言う。"そして小さい石油会社の中には餌にあえて飛びつく覚悟のあるところもある"

ノルウェーの石油会社DNOが真っ先に手をあげ、続いたのはカナダのWestern Oil Sandsだった。DNOは2004年にイラク北部で探鉱を開始した。そして2週間前には2007年早くにはZakho市付近に新たに発見された油田から汲み出しを開始できると発表している。

現在、クルディスタンの年間予算はイラク全体の石油収益の割当による。配分は人口比により、イラクの年間300億ドルの石油収益のうち17%をクルド人は受け取っている。

しかし、イラクの石油輸出はシーア派が占める南部が主であり、これはイラクのシーア派統治者にとって、少なくとも理屈の上ではイラク北部のクルド人の経済を思うがままに停止させることができるということである。

またクルドの石油への熱望を阻むのが治安悪化と憲法である。憲法では石油探鉱と異なり、既存の油田の修理はバグダッドの石油省(the Oil Ministry)が契約交渉することと規定している。

先週、バグダッドの石油省の市場調査および経済の部門長であるShamkhi Farajはイラクの石油産業は戦争の被害を修理し古い設備と基盤を交換するのに250億ドルが必要と推定している。

これまでシーア派が支配する石油省は油田修理契約をほとんど締結できていない。専門家は外国企業は内乱側攻撃の可能性のみならずバグダッドの政治情勢の不確実さを懸念していると語る。

かくて、クルドは2003年以来およそクルド人支配下にあるキルクーク周辺の油田を完全には修理できていないでいる。これはクルド人にとっては不満の種である、というのもこれらの油田はイラクの原油の富の約15%である。

しかし、かりにクルドがキルクーク周辺の石油施設の再建の資金繰りをできたとしても、なかにはそうすると示唆する者もいるが、それはほんの出だしに過ぎない。クルドは石油を輸出するため新たなパイプラインを建設せねばならない。

"サダムのころ、油田は酷く損害を被った"とArgus Oil and Gas Report編集者のLatta氏。"産出量を手軽に増加するため水が注ぎ込まれており、多額の外国投資が必要だろう"

"そしてそれでも石油がたまって蛇口の栓を捻るように簡単にはいかない"とLatta氏。"それだけの投資を管理するには非常な専門知識が必要だ。クルドにはそれが明らかに無い"

しかし、クルドは少なくともキルクークの石油について物理的な支配を固めている。2003年の米国侵攻以前、キルクークは主としてアラブ人の都市だった。今ではクルド人が大多数となり、サダム・フセインが同市を"アラブ化"するため連れて来たシーア派アラブ人の多くを駆逐している。

"サダムがキルクークに連れて来た人々は去るべきだ、それから住民投票(referendum)を行うべきだ"とクルド二大政党の一つであるPUK(the Patriotic Union of Kurdistan)の広報局長Azad Jundianiは語る。

しかし、最近影響力ある宗教指導者であるMoqtada al-Dadrが動いており、これはシーア派がクルド人のキルクーク支配に対抗していることを示している。火曜にthe Washington Postが報じたところによると"ここ数週間でシーア派民兵数百名が送られた"とのことである。同紙によるとSadr師に忠実な戦士が240名も同市に着いたという。


Almost as important to long-term Kurdish ambitions is Tal Afar, an Iraqi city that's ethnically Turkish but Shiite by religion. It lies between Mosul and the Kurdish enclave of Sinjar near the Syrian border.

"Tal Afar is the Kurds' access route to Sinjar, and through Sinjar they have access to Syrian Kurdistan," explains Joost Hiltermann, a Middle East analyst at the Brussels-based International Crisis Group. In other words, if the Kurds can also take and hold Tal Afar, then their dream of a greater Kurdistan remains alive.

"They claim Tal Afar to be a Kurdish area and a place where many Kurdish live but, in fact, it's an important milestone on the road to the creation of Greater Kurdistan," says Dr. Hiltermann.

In the past few weeks fighting there has revived awareness of Kurdish vulnerability, especially as reports circulate that Iranian and Turkish troops are concentrating along the borders of Iraq's Kurdish north.

Many Iraqi Kurds are increasingly aware of the obstacles to greater independence. Both Kurdish political leaders and ordinary citizens are resigning themselves to remaining part of Iraq for the foreseeable future.

"The Kurds desire to rule themselves," says Farhad Auny, head of the Journalists' Syndicate in Arbil. "But at the same time it is not to the benefit of the Middle East, the international community or the Kurds themselves to ask for independence now."

And to this end the Kurds are starting to think the unthinkable and begin a process of forgiving their Arab compatriots.

"Since the establishment of Iraq 80 years ago the Kurds have been exploited and tortured by all Iraqi governments," says Mr. Auny. "We are not going to talk about what we have suffered from the Arabs but it has taught us that we must build a modern and developed country.

"The Kurdish people are flexible and forgiving but they never forget," he says. "To hate is to be weak. You cannot grow good crops in a soil of hatred."
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