SBCT関係論文翻訳
1999年10月AUSAの昼食会にて時の米陸軍参謀長エリック=シンセキ大将は演説を行った。陸軍の変革・再編・革新の道程標となる出来事であった。
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Unified Quest 06 開催される
出典 army times
URL http://www.armytimes.com/story.php?f=1-292925-1739886.php
原題 War game highlights flexibility challenges
日時 2006年4月28日
原題 Gordon Trowbridge
Times staff writer
他掲載媒体 不明
発信地 ペンシルヴァニア州Carlisle(カーライル)
内容
陸軍の規格化旅団を用いての机上演習が4月25日から28日まで同地およびヴァージニア州Norfolkの統合軍司令部にて開催された。主催は陸軍TRADOC(Training and Doctrine Command)と統合戦力軍(U.S. Joint Forces Command)。

#以下は全訳
陸軍の展開部隊を供する新たな仕組みは戦闘旅団を送り出す能力は向上したものの、計画者らは高い需要がありながら僅かである支援部隊の柔軟性をさらに磨き上げる必要があると、4月25日から28日に当地で行われた机上演習(war game)に参加した陸軍関係筋および外部の分析家らは見ている。

Unified Quest 06は陸軍訓練教義軍(Training and Doctrine Command)と統合戦力軍(U.S. Joint Forces Command)の共催で陸軍の戦力生成制度(the Army Force Generation Model)に負荷をかけることなどを目的としていた。同制度はなおも開発途上にあるが、陸軍部隊が輪番を組んで即応態勢(ready)となり派遣(on call for deployment)に備えるのを可能とするものである。

同演習のある一部では、現在から11年後の設定の世界で自然災害、内乱紛争が地上の至るところに点在し、野放しの核兵器の脅威があるというものだった。この状況で陸軍戦力生成制度が十数個(dozen)の世界各地の危機事態対応作戦に対処する能力を試験した。これは同制度にとっては厳しい試験である。同制度は派遣可能な戦闘旅団を20個供するよう形作られており、現役部隊の派遣は3年毎に1回としている。陸軍関係者によるとこの制度により兵士各人と家族は派遣を予期するのもより簡単となる。また、戦闘司令官、つまり国家の戦争を営む地域軍司令部により効率的に陸軍の能力を提供することを可能とする。

"ARFORGEN(Army Force Generation Model)を続行する決定が正しいと証明できた"と演習に参加したBill Carter退役中将(Lt. Gen.)は語る。"しかしなおもやるべき点はある"

Carter中将によると同モデルは陸軍の規格化旅団戦闘団をローテする上では非常に有効だったが"需要が高いが数が少ない(low-density)"支援部隊、例えば医療(medical)や通信(signals)旅団はそれほどうまくいかなかった(fared less well)とのこと。

TRADOC司令官William Wallace大将(Gen.)は大きな驚きではない、計画者はシステムが不完全であると認識しておりこれまでのところ仕事を、他の部隊よりもまず旅団戦闘団の即応態勢を整えられることに集中していたからだと話す。

"所見としては、モデルがやれるはずのことをできるようにするためにさらに手直しと仕事があるということ、またモデルで完全に表現されていない深みを知ることについてもさらに仕事が必要だ
("The observation perhaps is that we have a little more tweaking and working to do to make [the model] all that we know it can be, and also in appreciating how much depth we have in capabilities that are not fully represented yet in the model,” )"とWallace大将。

演習で陸軍部隊に課せられた負荷はモデルが想定している20個旅団の"安定状況(steady state)"を超えるように仕組まれており、陸軍の計画者らに更なる部隊を押し出す(surge)する必要がどのように陸軍に影響するかについてのフィードバックを与えた。

"兵、装備、兵の家族を疲弊させずに20個派遣旅団をかなりの長期間にわたって維持するのはできる"とCarter中将。しかし、それ以上の負荷があると、演習は一斉展開作戦(surge operation)がどのような長期的効果を及ぼしうるかを端的に示した。

"一斉投入(surge)の期間が3ヶ月であれば、それから回復するのには必ずしも3ヶ月が必要なわけではない"と中将。

Carter中将は演習参加者は戦力生成計画者に一斉投入作戦が及ぼす影響について詳細な情報を陸軍指導者に与えることに集中すべきと伝えたと語る。

"国防長官が陸軍参謀総長を呼んで、「これこれをしなければならない」と言ったら、参謀総長は否とは言わないようになる"と中将。"参謀総長が長官に話すのは、「はい、それはやれますが、そレが及ぼす影響を話させてください。5年後には再任についての問題から新規入隊募集(recruiting)で大きなツケを払わねばならなくなるかもしれません"

ペンシルヴァニア州Carlisle Barracksとヴァージニア州Norfolkの統合戦力軍で開催されたUnified Questでは、複数危機想定(multiple-crisis scenario)は3つの想定の一つだった。二つめの想定では東南欧州において仮想の不安定な多民族国家が複数の集団の内乱により動揺するという状況であった。

陸軍参謀総長Peter Schoomaker大将は演習参加者に想定に基づいて、不正規戦での作戦構想と教義を開発する一助として報告書(whitepaper)を作成するよう求めている。

演習の最大の教訓の一つとしてWallace大将があげるのは経済開発や援助などを担う他の連邦官庁との連携を強める必要である。
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