SBCT関係論文翻訳
1999年10月AUSAの昼食会にて時の米陸軍参謀長エリック=シンセキ大将は演説を行った。陸軍の変革・再編・革新の道程標となる出来事であった。
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FCS旅団編制に手直しの報道
出典 defense news
URL http://www.defensenews.com/story.php?F=1722134&C=thisweek
原題 U.S. Army Reworks FCS Brigade Structure
日時 2006年4月24日
筆者 GREG GRANT
他掲載媒体 不明
発信地 不明
内容
 FCS旅団の編制について、装甲車両を空中機動させる構想と絡めて解説されている記事。空中機動させる構想についてはAAN(army after next)の中でも登場。

#以下全訳


合州国陸軍は旅団編制を再編しつつあり、諸兵科連合大隊1個とヘリ部隊を加えてかわりに兵員数の四分の一を削っている。

#以下全訳最後まで
新旅団は、FCS(将来戦闘兵器体系、Future Combat System FCS)とともに2014年ごろに作戦可能となる予定であるが、重武装偵察ヘリ(heavily armed scout helicopters)、無人飛翔体(unmanned aerial vehicles UAV)、軽戦車(light tank)、装甲兵員輸送車(armored personnel carriers)、機動砲(mobile cannon)、ミサイル発射機(missile launchers)を含む。

最終的な編制はまだまだ定まらないが、考えとしてはおよそ兵員3300名で戦域内を、未だ開発されていないが巨大なヘリで輸送され、補給無しに72時間作戦すると陸軍将来センター(Futures Center)を同軍の訓練教義軍(Training and Doctrine Command TRADOC)で統括するJohn Curran中将(Lt. Gen.)は語る。

新部隊は海兵の諸兵科連合空地任務部隊に似る、例えば海兵遠征旅団(the Marine Expeditionary Brigade)やより小型の遠征部隊(Expeditionary Unit)などである。

新部隊の編制は陸軍の教義で現在起きている変動、そして2003年のイラク侵攻での第3歩兵師団第7騎兵連隊第3大隊(3-7 Cavalry squadron)の成功の影響を受けている。同大隊はエイブラムス戦車、ブラッドレー戦闘車、機動砲兵(mobile artillery)とカイオワウォーリア偵察ヘリを装備し、圧倒的な戦闘力をもって戦場を迅速に機動(move)した。

この再編は近年において主要な大規模戦術部隊を陸軍が再考する二度目となろう。2003年、陸軍は師団からいわゆる規格化旅団へと移行した。この動きで各旅団から1個諸兵科連合大隊(combined-arms battalion)が削られてかわりに1個地上機械化偵察大隊(ground mechanized reconnaissance squadron)が加えられた。

FCS装備旅団では削られた大隊を再び得、偵察任務は2個中隊からなる航空大隊に与えられる。この航空大隊は新型の先進偵察ヘリ(Advanced Reconnaissance Helicopter)なる中隊とUAVを装備した中隊からなる。

"有人航空という策にゆかざるをえぬ理由はFCS旅団が従来の旅団よりも非常に広大な戦闘空間で作戦するがゆえ、この広大な戦闘空間を覆い、かつ近接戦闘の武装を備えた偵察能力が必要だからだ"とCurran中将。

同中将は新旅団がいかに航空部隊が必要とする整備や支援を捌くかは陸軍内で検討されているところだと話す。FCS旅団では現行の兵員4000名の重旅団と歩兵分隊の数は同数である、しかしながらFCS旅団の兵員数は重旅団と比べて700名ほど少なくなる。削減の多くは支援部隊で行われる。これはFCSの主要な売り込み点だとTRADOCの将来センターの統括(director)であるRickey Smith大佐(Col.)は語る。


構想の変更(Concept Changes)

陸軍の通常戦戦闘構想は30年間で最大の見直しの最中であり、中央ドイツ平原でワルシャワ条約機構の戦車軍と戦うために開発された縦深攻撃教義から離れつつある。

縦深戦闘(deep battle)の概念は2003年イラク侵攻という最近でも陸軍の計画を導いていた。しかし、イラク通常戦力(conventional army)は分解し陸軍の機甲部隊が不正規勢力(irregular fighters)と近接戦闘するにおよんで捨て去られた。

Curran中将は陸軍はごく僅かの間だけ現れている敵目標を攻撃するために速度を重視した構想を温めている。陸軍はまた機甲垂直機動構想(the vertical mounted maneuver concept)を持っている。同構想は装甲車両部隊丸々が巨大なヘリで運ばれて敵前線の背後に投じられるというもの。

同中将は陸軍でFCSがC-130輸送機の内部に納まることにこだわりがあるのはそれゆえだと話す。"仮に回転翼でFCS装甲車両の攻撃力と生残性のある車両を投入できれば、そうですね、戦場の幾何学が変わるでしょう”とSimith大佐は言う。
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