SBCT関係論文翻訳
1999年10月AUSAの昼食会にて時の米陸軍参謀長エリック=シンセキ大将は演説を行った。陸軍の変革・再編・革新の道程標となる出来事であった。
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ハワイにストライカー装甲車到着
出典 The Honolulu Advertiser
URL http://www.honoluluadvertiser.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20060717/NEWS01/607170338/1001/NEWS
日時 2006年7月17日
原題 Strykers roll in at Schofield
筆者 William Cole、Advertiser Military Writer
他掲載媒体 不明
発信地 ハワイ州スコーフィールドバラックスEast Range
内容
#画像注釈
#1枚目
撮影? Joaquin Siopack, The Honolulu Advertiser
スコーフィールドバラックスにて兵が19t、8輪のストライカー装甲車に馴染もうとし始めている。白のバインダー冊子はストライカー学生共通手引き(the Stryker Common Student Guide)が閉じ込まれている。

#表
ストライカー部隊

ストライカー装甲車の10の派生型が素子フィールドバラックスへと運び込まれる。その内訳は

歩兵輸送型128両
偵察型51両
迫撃砲輸送型36両
前線観測型13両
工兵支援型9両
指揮型27両
野戦救急型16両
対戦車誘導弾型9両
核生物化学偵察型3両
機動砲型27両

合計319両が配備される。

#表終わり

#画像2枚目
スコーフィールドバラックスにてアメリカンフットボールの大きさの施設の中にストライカー装甲車36両が置かれている。これまででハワイにはほぼ50両の同装甲車がおり、残りは一月あたり30から50両ずつ到着する。計画ではハワイのストライカー装甲車は全てで319両だが、環境訴訟の行方次第では司法が問題となる可能性はある。
JOAQUIN SIOPACK | The Honolulu Advertiser

#画像3枚目
金曜日、最初のストライカー装甲車で訓練をするスコーフィールドの兵たち。装甲車の価格は歩兵型で1両130万ドルから150万ドル。歩兵型には歩兵9名と乗員2名が乗り込む。
JOAQUIN SIOPACK | The Honolulu Advertiser

#画像注釈訳終わり

ハワイの陸軍史上、新たな、そして決定的に異なる一章がこのアメリカンフットボール場の大きさの施設に鎮座し、世界にそのあとを印すのを待っている。

#以下全文最後まで
19tの8輪ストライカー装甲車はハワイの陸軍の大きな部分を作り変えることとなる。同装甲車は月に30両から50両ずつ到着し始めている。そして今週に東演習場(East Range)にて操縦手訓練が始まる予定だ。

島には50両近いストライカー装甲車が居る。金曜日、この天幕のような施設にて、兵135名が同装甲車33両の内外を見て周り、その操作に馴染もうとしていた。

快速反応ストライカー旅団は兵およそ3900名で、ヒッカム空軍基地に配備される新たなC-17貨物輸送機(cargo carrier aircraft)にて輸送されるよう設計されている。イラク北部では他のストライカー旅団数個が任務をこなしてきている。

ハワイにとって、少なくとも5年の計画を経ての15億ドルの旅団とストライカー装甲車の到着は第二次世界大戦以来最大の陸軍の計画の道程標となる。ストライカーによるスコーフィールドの変革は同旅団を支援するための7億ドル以上の建設計画を含んでいる。

部隊が作戦可能となるのは2007年秋の予定。金曜日、習熟につとめていた兵の一人、Steven Stankovich一等軍曹(Sgt. 1st Class)33歳はそうなる日を待ち望んでいる。

"これは凄い。(私は)これを使えるので本当に興奮している。我々が展開したらばこれがどうやるかぜひ見てみたいと思っている"とピッツバーグ(Pittsburgh)出身のStankovich軍曹。同軍曹は第14騎兵連隊第5大隊に属している。"どこかに行くのは避けられないと思う"

ヴァージニア州に所在するLexington Instituteの軍事専門家Dan Goure氏は快速のストライカー装甲車は、路上では時速70マイルであり、極めて汎用性があり、かりにイラクが落ち着いた場合は、イラク部隊の"迅速予備(rapid backstop)"として用いられうると語る。

計画ではストライカー旅団は7個、ストライカー装甲車は2575両が予定されている。

軍事専門家のGoureさんは、"率直にいって、イラクを去る最後の中にストライカー旅団が入っていても驚きではない"と語る。



島では新顔(VEHICLES NEW TO ISLAND)

第25歩兵師団の"変革(transformation)"統括(director)であるRon Borneはストライカー装甲車がGDLS(General Dynamics Land Systems)から到着し始めたのは一ヶ月ほど前からだと言う。同装甲車は歩兵輸送型で価格は1両あたり130万ドルから150万ドル、歩兵9名と乗員2名が乗り組む。

Borne氏によると、同装甲車はカナダか米本土で組み立てられ、ワシントン州フォートルイスへと輸送されて、オアフ島(O'ahu)へ船で運ばれて、東演習場まで車両で輸送され(trucked)、そこで無線やその他の装備が取り付けられる。

最近まで、第25師団の唯一のストライカー装甲車は本土から貸与されていた野戦救急型(medical evacuation)の展示車両1両のみであった。

同氏は準備は数ヶ月に渡って続けられてきたが、装甲車の到着は"大きい、というのも島に(運用)訓練をストライカー旅団への変革の一環で行うだけの数が揃ったからだ"と話す。

ストライカー旅団戦闘団の兵は座学課程(the classroom phase)に入っておよそ1週間半となる。操縦手課程は木の茂る東演習場にて組まれており、今週に始まり、兵らはこの大きな車両の操縦を訓練し始めることとなる。

差しさわりを最小限度とするため、東演習場の中央部が選ばれている。

"やがては、装甲車を通常の訓練道路に行かせることになる、いずれにせよそこを走ることになるのだから"とBorne氏。"そして最後には操縦手試験を受けることとなる"

ストライカー部隊となるため、スコーフィールドの第2旅団は兵員が1000名ほど増強された。このストライカーという命名はベトナム戦争で戦死したRobert F. Stryker特技兵(Spc.)と第二次世界大戦で戦死したStuart S. Stryker一等兵(pfc)の二人の名誉章(Medal of Honor)受章者からとられている。

陸軍はより軽量で、より迅速に対応する部隊へと7個のストライカー中量級旅団(Stryker medium-weight brigade)で進みつつある。この変革はまた、それ以外の歩兵部隊の火力をより向上して海兵隊のようにより遠征向きとなる自己完結戦闘部隊へとさらに変える動きも含んでいる。



戦闘のみでなく(NOT JUST FOR COMBAT)

ストライカー旅団は、ワシントン州フォートルイスに3個、アラスカに1個、ペンシルヴァニア州に1個、ドイツに1個、そしてハワイに1個が置かれる。

従来、陸軍には展開するのにあまりにも時間を要する重い戦車部隊と、十分な装甲の無いハマーの軽歩兵部隊からなってきた。

Goure氏は機動力、速度、柔軟性に基づく"ストライカーは、疑問の余地なく陸軍のここ数十年での新計画の中で最も成功した部類である"という。

輸送能力、救急能力、核生物化学探知能力もあり、ストライカー装甲車はハワイで自然災害、テロ事件発生時にも役立つと軍事専門家の同氏。

戦闘では、ストライカー装甲車のセラミック複合装甲は14.5mm重機関銃弾を止めることができ、"比較的良好"とGoureさんは話す。"仕掛け爆弾(IED、improvised explosive device)にも抗する場合がそうでない場合よりも多いようだ"

イラクではストライカー部隊の兵も戦死しているが、Goure氏はあるストライカー装甲車が500ポンド爆弾が付近で炸裂し転覆し1回転半転がったが、"中の者は生きてでてきた"例を知っていると話す。

一つ不満は大半の型に空調がないことである。スコーフィールドの関係者は来年の6月までにはハワイの全車両に付くことになっていると話す。

フォートルイスの28歳のGeroge Galovin軍曹は、ストライカー装甲車は2004年から2005年のイラクはモスル地域において"ほとんど住まいだった"と語る。同軍曹はストライカー装甲車を信奉している。

"安全に戦場で乗り降りするに素晴らしい方法だと思う、安全についてはだ"と軍曹。"ストライカー装甲車が作戦でやられるのは多数みたが、その渦中でも多数の生命を救った"

5000ポンドの追加"スラット(slat)"装甲はストライカー装甲車側面を鳥篭のように囲んでおり、Galovin軍曹は車体を貫通することなく彼の車はロケット擲弾(rocket-propelled grenade)を5回堪えたと話す。

爆発にすぐ近いところにいると、空気が非常に圧縮され"ハッチのすぐ脇で起きたかのように肺から空気が吸い出される"とワシントン州に住む同軍曹は話す。



今後の難題(CHALLENGES AHEAD)

公道の使用を最小限に抑えるためのオアフ島とハワイ島での71マイルにおよぶ私道を含むストライカー旅団のための7億ドルの建設計画は続いているが、ハワイ原住民と環境グループ3つによる訴訟は計画にとっていまだに法律上の問題である。

Earthjusticeの弁護士David Henkinは陸軍はストライカー旅団環境影響評価過程から公衆を除外したのでthe National Envirnmental Policy Actに違反しており、快速即応旅団の配置をハワイ以外でも検討するのが必要だったのだが、しなかったと語る。

昨年12月に弁論(argument)があり、サンフランシスコの第9合州国巡回控訴審(the 9th U.S. Circuit Court of Appealrs)では裁定はされなかった。陸軍では合州国地方裁(U.S. District Court)にて実質的に退けられていると話している。

ストライカー旅団はハワイの"軍事化(militarization)"の増大を懸念する集団のしばしば不満の源となっている。

the American Friends Service Committeeの計画統括であり、ストライカー旅団に反対のKyle Kajihiro氏は、"非常な反対があり環境影響報告書の正当性についての訴えがまだ行われているというのに(陸軍が)この計画を推し進め続けているのは大変腹が立つ"と話す。

さらに大きな計画として、第25歩兵師団の変革統括であるBorne氏はおよそ3200万ドルで地域型戦闘施設(Battle Area Complex)がストライカー部隊の機動と射撃訓練のため二、三年内に完成すると話している。

別の射場、第1認証訓練射場(Qualification Training Range 1)は8月に完成の予定で、そこでストライカー部隊の訓練が行われる予定だとBorne氏。

ストライカー道路(Stryker trail)がスコーフィールドをHelemanoを経由し、Drum Roadを使ってKahukuまで接続する予定となっている。Drum Roadは轍のできているアクセス道路で1930年代からある。別の道路でDillingham Airfieldに繋がることとなる。

それまでの間、"我々は公道を(ストライカー装甲車で)走る。しかし交通の激しい時間帯は除く"とBorne氏。

ハワイ島(the Big Island)にあるPohakuloa Training Areaでのストライカー部隊の訓練は来年始まる予定である。陸軍は109,000エーカー(#441107304㎡、441.107304平方キロ)の訓練地域に隣接する23,000エーカー(#93077688㎡、93.077688平方キロ)を機動と空包射撃のためParker Ranchから買い取る交渉をしている。

Borne氏によると、"我々は丁度所有者と交渉しており、ほどなくまとまるものと我々は考えてる"

ストライカー装甲車の操縦訓練は今週に始まる予定だ。
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