SBCT関係論文翻訳
1999年10月AUSAの昼食会にて時の米陸軍参謀長エリック=シンセキ大将は演説を行った。陸軍の変革・再編・革新の道程標となる出来事であった。
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民間企業委託の募集官、健闘す
出典 washington post
URL http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/09/05/AR2006090501508.html
原題  Army Tries Private Pitch For Recruits
日時 2006年9月6日
筆者 Renae Merle、Washington Post Staff Writer
他掲載媒体 A01面
発信地 ペンシルヴァニア州Lancaster
内容 全訳

Bill Schluzは陸軍の仕事一覧をめくりながら、隣に腰掛ける19歳の建設労働者であるTim Mathisの反応を注意深く観察した。入隊の見込みもある彼が興味なく肩を竦めると、Schluzは素早く次の仕事へと進め、入隊契約報酬が最も高いものや将来の雇用者が評価する経験を得られるものを指し示した。

#以下全訳
"君が気に入るものをみつけよう"とSchultzは話す。

1年以上も、59歳のSchulzはSerco Inc., に勤めている。同社は民間のヘッドハンターが軍人と比べてどの程度成功するかを試行する取り組みで陸軍に雇われている。売り込みモンクが効けば、陸軍には新規入隊者があり、Serco社は支払いを受け、Schulzは報酬をうける。7月、新規入隊者9名が入隊契約を結んだことで同氏はSerco社から得たボーナスは1万ドル近くであった。これは会社の記録であり、同氏はまた軍の募集官の一団に彼の成功について話すようにとの誘いを受けた。

イラクとアフガニスタンでの戦争で軍の募集は、既に厳しいかったのにを一層拍車が掛かって厳しさが増した。陸軍と陸軍予備役では幾つかの仕事では新兵の契約報酬を増額し、入隊上限年齢を引き上げ、兵の中には退役が停止させられたものも出た。最近の政府報告書では軍の募集官の多くは仕事に満足しておらず、募集上の違反、たとえば応募者に医療上の事柄を告知しないよう指示するなどが、1年で50増加したと伝えている。

民間部門に頼ることで、推進者が主張するのは、陸軍は費用を節約でき兵士を戦闘へ回すことができる。批判する者は軍の仕事で外部委託できる範疇をさらに拡大し、捕虜を尋問するといった重要な役目に一層おおくの民間契約業者を引き寄せている傾向をさらに推し進めることとなるとしている。

"このような細心の注意を要する目的、若者の人生を扱うということに契約業者を使うのは災いだ"とJanice D. Schakowsky下院議員(Rep.)(民主党 イリノイ州) (# http://www.house.gov/schakowsky/)は政府が契約業者に頼るのをしばしば批判している。"あらゆる契約で監督が極めて欠如しており、このような細心の注意が必要な分野で監督が良くなるなど期待できるだろうか?"

Serco社とMPRI Inc.,にとっては良い商売である。両社はヴァージニア州所在で400名を超える募集要員が国中におり、1万5千名以上に入隊契約を結んだ。両者が新兵一人につき支払われるのは5700ドルである。

両社は実業の手腕をこの仕事に生かそうと努力している。軍の典型的な新兵教育期間を7週間から3週間へと短縮した。そして計画統括のDon TarterによるとMPRIでは同量の仕事をこなすのい平均的な募集事務所と比べておよそ20%人員を少なくしているという。

両社では競争と報酬が仕事に取り入れられており、これには現金報酬、50ドルのガソリンカード、スウェード革の上着などが含まれる。Serco社では募集要員に沢山の入隊者に契約を結ばせて"高給取り(high rollers)"に連なり"管理職(big dog)"になるのを勧めている。両社の基本給はおよそ2万ドルだが、報酬と歩合給で募集要員は5万ドル以上を手にできる。

"ステーキを食べたければ、陸軍に人を入れることだ"とSercoの計画統括であるStewart McGregorは述べる。"沢山応募させるほど、給料が増える"

陸軍は民間募集要員という実験を続行するかについて決定をまだ発表していない。この取り組みは議会の承認を得て試行計画として動いているだけである、しかしその方向へと向かっているようだ。MPRIは民間契約業者大手のL-3 Communicationsの一部門であり、Sercoと全国でさらに数百の募集要員を供する契約で競っている。

民間の募集要員は当初、彼らの言う"緑の背広(green suits)"の軍人の募集官と比べて苦労していた。2002年に試行計画が始まって以来、"募集会社は統計的にみて生産性が下回っていた"と陸軍の報告書にはある。会社の従業員はとりわけ最初の二年間は入れ替わりが激しかったし、入隊者の質は低かったと報告書は伝える。軍では入隊者を入隊試験の結果で順序づけている。

問題の一部は、両社の関係筋が認めるところでは、募集要員が民間人(civilian)であることである。

応募者が時々、"入ってきて驚くことがある"とTarterは言う。"陸軍には制服という有利がある"

会社は改善し軍の相手を上回るときもあるようになったと陸軍の報告書は述べる。同報告書は1億7千万ドルの計画を続行するよう勧告している。企業の"量と質は著しく上昇し統計上差異はないほどとなった...とはいえ契約企業は質の点では低いままである" これは良い兆候だと報告書は書いている。"これは人員の激しい入れ替わりと友好的ではない市場において、新規に業態を確立しつつ成し遂げられたのであるがゆえである"

SercoのLancaster事務所の要員は絶妙に組まれている。Schulzの他に、事務所長Mike Siderias、同氏は軍を退役したがいまだにスポーツ刈りにしている。いかつい肩はいまも軍礼装(dress uniform)にぴったりで、同氏いわく自治体の催しでは着用するとのことである。

そして、空軍予備役のJohn Stutzmanがいる。彼はアフガニスタンで陸軍特殊部隊の兵らに補給する小型機3機の指揮を4ヶ月して6月に戻ってきた。この経験は戦争地帯での個人的な経験の話を求める入隊見込み者相手には有利である。

しかし、地元社会にもっとも溶け込んでいるという点ではSchulzである。同氏は深い繋がりを使って見込み者を探している。彼はランカスター余暇協会(the Lancaster Recreation Association)の会長で高校でバスケットボールを教え、今は地元のアマチュアソフトボールリーグ(Amateur Softball Association leagues)で地区コミッショナーである。学校の運営者多数と知り合いなので、生徒と話すのも比較的容易であると同氏。"カウンセリングという点では常に若者につきあってきた(worked with)"と語る。

Schulzはベトナム戦争従軍者であり、一日に12時間から14時間働き、平易な言葉遣いで愛国主義をにじませる。"私はこれは重要な仕事だと思う、人々を軍に入れるということがだ"と彼は最近、市長から自治体への奉仕につき贈られた1980年代にさかのぼるものもある功労賞に囲まれて語った。彼は湾岸戦争(the Persian Gulf War)のときに再入隊しようとしたが、"一年違いで果たせなかった"と話す。

見込み者(potential recruit)が死亡したり負傷したりすることについて不安を口にすると、彼は1970年代後半に自分と十数名以上の彼が育成していたアマチュアボクサーが写った写真を指差す。"このうちかなりが今では死んでいる、戦争ゆえでなく、路上でだ"と彼。

Schultzの地元との繋がりと同じくらい役立つのが20年以上もかけて磨かれたセールス技術である。海軍を去ったのち、Schulzは印刷と広告を営業したが、満たされなかった。そこに昨年Sercoが接触してきた。"セールスに戻るなんてこは考えだにしなかった"とSchulz。

時には家族の繋がりが募集には必要だと彼は説明する。ソフトボール協会での繋がりばかりでなく姉と弟、父と息子といった繋がりを手繰ることもある。見込み者のうち20%は自分で入ってくるが、残りは高校を訪問したり、何時間も電話をすることで探ることで見つかるとSchulzは語る。"かなり多くが見つかる...地元で知っている人からね”と彼。"セールスに絡めて話すならばだ、向こうから来たときでもこちらから来たときでもまとめられなけりゃいけないということだ"

Schulzが建設労働者のTim Mathisと会ったのは彼が時折ゆく料理店のコックである兄のJason Mathisを通じてだった。話はしばしば陸軍へとおよび、やがてJason Mathisは入隊契約をした。数ヵ月後、TimがSchulzの事務所にきた。

"トラックの運転は好きそうかな?"、Schulzは話しかけ、1万4千ドルの報酬に注意を促す。危険な仕事であるがイラクで最も必要とされている職の一つである。

"君があちらへ行くとは限らないよ"とSchulz。

しかし、父親がトラック運転手のMathisが興味ないと示すので、Schulzは建設職へと戻して売り込みを続けた。

"身につけられる機械は一つだけじゃない"と、コンピューター画面で兵らが補給物資を運んでいる動画をみつつ語る。

ほぼ1時間後、Schulzは革椅子を回して見込み者に顔を向けた。

Mathisが入隊の契約をする気はどれくらい確実なんだろうか? Schulzは知りたかったのだ。

Mathisは90%、そして99%と答えた。"学業は私のとる道じゃない"とMathis。彼は先週遅くになっても進路の決断についてSchulzと相談していた。"ここいらで一番裕福な奴ってわけじゃない"
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