SBCT関係論文翻訳
1999年10月AUSAの昼食会にて時の米陸軍参謀長エリック=シンセキ大将は演説を行った。陸軍の変革・再編・革新の道程標となる出来事であった。
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FM3-21.11 APPENDIX B
出典 global security org
URL http://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/fm/3-21-11/appb.htm
原題 FM3-21.11 THE SBCT INFANTRY RIFLE COMPANY
APPENDIX B THE MGS PLATOON
著者 米陸軍歩兵学校(ジョージア州フォートベニング)
日時 Page last modified: 27-04-2005 12:20:51 Zulu 更新
他掲載媒体 米陸軍教範
発信地 不明

機動砲小隊(mbile gun system platoon, MGS platoon)の基本任務は機動、精密直射支援(mounted, precision direct fire support)をSBCT歩兵中隊に供することである。運動、射撃、通信を限定的な装甲防護を纏い行う能力は現代の戦場において重要な要素である。MGS小隊は中隊の作戦を支援して運動、攻撃、防御、その他必須となる任務を行う。割り当てられた任務を完遂するにあたっては、MGS小隊は他の機動戦力および戦闘支援および戦務支援資産と調整して火力、機動、衝撃効果を用いる。適切に支援を受ければ、MGS小隊はいかなる優れた脅威に対しても作戦を持続して遂行することが可能である。



Section I. 編制(ORGANIZATION)

MGS小隊はSBCT歩兵小銃中隊の降車した歩兵小銃小隊に機動、精密直射支援を供すべく組織されている。本段ではMGS小隊の編制と小隊各員の職掌を扱う。


B-1. 小隊の編制(PLATOON ORGANIZATION)

B-1図はMGS小隊の編制を表している。小隊にはMGS3両があり、各MGSの乗員は3名(車長、砲手、操縦手)である。小隊長および小隊軍曹はそれぞれ一両ずつMGSの車長を兼ねる。


B-1図. MGS小隊の編制


B-2. 職掌および責任(RESPONSIBILITIES)

以下の段落ではMGS小隊各員の職掌および責任を扱う。


a. 小隊長 MGS小隊長はSBCT歩兵中隊長に対して小隊の規律と訓練、装備の整備、戦闘時の成功について責任を負う。小隊長は自車および小隊の戦術運用に熟達せねばならない。小隊長は部隊指揮手順について確固たる理解を有し、戦場において迅速かつ有効裡にそれを用いる能力を磨かねばならない。

(1) 小隊長はMGS小隊の各員と装備の能力および限界を把握し敵の組織、教義、装備に通暁せねばならない。小隊長は車長としても有用であらねばならない。最も重要なことは、小隊長は中隊長の企図と戦術状況に基づいて判断を下すにあたり、柔軟性と適切な判断力を持たねばならない。

(2) 小隊長はSBCT歩兵大隊の任務と大隊長の企図の双方を把握し理解せねばならない。小隊長は指揮継承順位に基づきSBCT歩兵中隊長の任務を引き継ぐことに備えておかねばならない。

b. 小隊軍曹 小隊軍曹は指揮上は小隊長に次ぎ、小隊長に対して小隊の兵の訓練、規律、福利の責めを負う。小隊軍曹は小隊の整備および補給要求を調整し各兵の個人的な必要事を解決する。小隊軍曹は小隊の車長中で最も経験を有する者である。小隊軍曹の戦術および戦技知識は乗員、他の下士官、小隊長の師としての役目を果たすことを可能とする。小隊軍曹の戦場における行動は小隊長の行動を補うものでなければならない。小隊軍曹は小隊と協調してあるいは単車で有効裡に戦闘できねばならない。

c. 車長 車長は小隊長および小隊軍曹に対して自車乗員の規律と訓練、割り当てられた装備の整備、補給要求の報告、自らのMGSの戦術運用に関する責めを負う。車長は乗員に説明し、MGSの運動を指示し、あらゆる報告を発し、負傷した乗員の救急治療と後送を監督する。車長はMGSの武装について熟達し、間接射撃を要請、修正し、地上航法を行う。車長は個人として車両の周囲防御武器の照準と射撃を担う。車長は中隊の任務と中隊長の企図を把握し理解せねばならない。車長は指揮の継承順位に基づいて小隊長および小隊軍曹の任務と責任を引き継ぐ備えをしておかねばならない。これらの必要から車長は敵および自軍の状況を用いられるあらゆる光学観測装置、無線伝送聴取、FBCB2により常に認識せねばならない。

d. 砲手 砲手は目標を捜索し主砲の照準と射撃を行う。 砲手は車長に対してMGSの武装と射撃管制装置の整備の責めを負う。砲手は車長の助手をつとめ、必要に応じて車長の職掌を受け継ぐ。砲手はまた、他の乗員を必要に応じて助ける。砲手のその他の任務にはMGSの通信、および車内統制装置の整備、通信網の聴取、車両の射撃管制装置の監視と維持がある。

e. 操縦手 操縦手はMGSを運動、占位、停車する。操縦中は、交戦に入った場合にMGSを入れられる隠蔽位置と隠掩蔽経路を常に探す。操縦手は戦術隊形内において車両位置を保ち視覚信号を注視する。交戦中には、砲手と車長を助けて目標を探知し、飛翔する砲弾を感知する。操縦手は車長に対して車両の整備およびMGSの給油の責めを負う。操縦手は必要に応じて他の乗員を助ける。



Section II. 能力及び限界(CAPABILITIES AND LIMITATIONS)

戦闘に勝利するには、指揮官は装備の能力および限界を明確に理解せねばならない。この知識はMGS小隊長が自車および小隊がその一部として運用されるSBCT歩兵中隊の輸送性、持続性、機動性を評価、考慮する上で役立つ。


B-3. 能力(CAPABILITIES)

MGSは現代の戦場において数々の素晴らしい能力を有する。不整地機動力、一級の通信力、向上した目標捕捉力、撃破可能な火力、限定的ながらの装甲防護力である。これらが組み合わさって、大抵の天候および光量条件においてSBCT歩兵中隊を有効裡にMGS小隊が支援することを可能とする戦闘力となる。

a. MGSは軟地、浅溝、潅木、多少の障害を克服して様々な地形を迅速に運動できる。加えて、GPSによりMGSは指定地点へ素早くかつ正確に運動できる。視覚信号やFM無線を用いることで迅速かつ安全に有声およびデジタル通信で命令および指示を通達できる。この能力とFBCB2があいまって、敵の対機甲兵器の効力を限定すべく分散したままでMGS各車が迅速に攻撃力を集中して発揮することを可能とする。

b. 車載視界照準装置によりMGSは主砲を用いて要塞構築物を破壊、建造物壁体に穿孔し、敵陣地、兵、軽装甲目標を自車防御武器により制圧することが可能となる。MGSはまた敵装甲車両を捕捉、撃破する能力が多少ある。MGSの装甲は乗員を、小火器射撃、軽対機甲兵器、大体の砲撃から守る。


B-4. 限界(LIMITATIONS)

MGSは適切な整備水準と燃料及び油脂類の補給を保つには熟練した操作手と整備兵を必要とする。車両は戦車やその他の重攻撃車両(heavy assault vehicles)、攻撃ヘリ、地雷、対戦車誘導弾、対戦車砲、近接攻撃機(close attack aircraft)の武装には脆弱である。建造物密集域、繁茂した森林、その他の制約地形においてMGSが活動する場合は、視野が減じるため肩撃ち対機甲兵器を用いる降車歩兵に対して脆弱となる。このような状況では、MGSの行動は大抵、小道、道路、通りにのみ限定され、機動力および視界は著しい制約を受ける。既にあるあるいは強化された障害もまたMGSの運動を妨げる。

a. MGSには多少の機甲撃破能力があるが、戦車として扱ってはならない。MGSに込められた意図は敵歩兵に肉薄し撃破することが主である。

b. 都市環境における機動の制約は小隊が纏まって戦闘することを不可能にすることがある。小隊は単車毎に(歩兵小隊に配されて)戦闘することを求められ、僚車ともども相互支援を頼みとできないこととなる。


Section III. 攻勢作戦(OFFENSIVE OPERATIONS)

MGS小隊はSBCT歩兵中隊の固有の一部である。小隊は中隊を支援して戦術運動、接敵行動、編合、再編を行う。MGS小隊は中隊長の企図、戦術状況、交戦規則により必要とされる多々の任務を遂行できる。とりわけ、MGS小隊はSBCT歩兵中隊の攻勢の一環で次の任務を遂行可能である。

火力攻撃(Attack by fire)

援護監視/火力支援(Overwatch/support by fire)

迂回(Bypass)


B-5. 火力攻撃(ATTACK BY FIRE)

中隊長はMGS小隊に緊要地形あるいは主砲により離隔を生かして長射程、精密直射により敵を撃破すべく火力攻撃を行うよう命じることがある。MGS小隊は劣る敵に対して独自に火力攻撃を行うことも可能である。加えて、小隊は優る敵を撃破することを目標として中隊突撃の一環で火力攻撃を行うこともある。

a. 火力攻撃を遂行するに当たって、MGS小隊は武装を離隔して用いることができる、或いは車体掩蔽射撃を可能とする掩蔽がえられる地点へ戦術運動する。また敵の直射および間接射撃の威力から防護するため代替射撃位置へと運動する備えをしておかねばならない。

b. 時間が許容する場合は、MGS小隊長は目標標定点を指定、各車に射界を配分、暫定射撃位置を配分して応急直射計画を作成する。小隊長は小隊に射撃方法、射撃型式、中隊を支援するのに持続せねばならぬ射撃速度について小隊射撃命令を下達する。


B-6. 援護監視/火力支援(OVERWATCH/SUPPORT BY FIRE)

SBCT歩兵中隊長はMGS小隊に遊軍の運動中に援護監視あるいは火力支援を供するよう命じる。MGS小隊は緊要地形あるいは主砲による離隔を用いて敵を長射程、精密直射により制圧しなければならない。この支援により(乗車あるいは降車)で遊軍部隊が敵と交戦し撃破することを可能とする条件を整える。援護監視/火力支援位置の占位と火力の集中および統制に関する戦技については火力攻撃のと同様である。しかしながら特に考慮すべき事項としては、

a. 既に述べたように、援護監視あるいは火力支援任務は他の友軍部隊の運動や戦術行動と常に直接結び付いている。

b. 援護監視あるいは火力支援を行うにあたっては、小隊は常に支援を受ける部隊をよく認識し、友軍相撃を避けるために直射を止め、或いは目標変換する、また間接射撃を修正できるようにする必要がある。

c. 援護監視あるいは火力支援の始終において、MGS小隊は中隊通信網を通じて運動中の部隊との相互通信を維持する。友軍相撃の危険性を減じるのみならず、相互通信によりMGS小隊は判明した敵位置につき早期に警報を発することが可能となる。また敵部隊に対する戦果も報告することが可能となる。

d. MGS小隊は建造物密集域において戦闘作戦を遂行する。MGS小隊は部隊全体として、あるいは単車で、SBCT歩兵中隊が建造物密集域に足掛かりを確保する、或いは目標を奪取するのを介助して火力支援を遂行する。

e. 援護監視あるいは火力支援が成功すれば敵を制圧でき、(乗車或いは降車)部隊が戦術運動、突破作戦、突撃を行うことが可能となる。B-2図は突撃を支援しての火力支援状況を表したものである。


B-2図. MGS小隊が敵部隊を制圧すべく、中隊突撃中に火力支援を行っている。


B-7. 迂回(BYPASS)

当初計画によりあるいは状況の変化に基づき、中隊長は攻撃の速度を維持すべく中隊に敵を迂回するよう命じることがある。迂回は劣勢な敵および優勢な敵のいずれにも用いられえる。SBCCT歩兵中隊長は判明せる敵位置を迂回するべく、他の小隊が掩蔽もしくは隠蔽された経路、武器のための離隔、煙幕を用いることを可能とならしめるためにMGS小隊に敵を制圧するよう指示することがある(部隊は迂回を行いつつも接敵時行動を遂行する必要があるときもある)。ひとたび敵から解放されれば、MGS小隊は(可能であるときは)他の友軍部隊に敵への対処を引継ぎ、接敵から離脱し、中隊に復帰する。必要ならば、MGS小隊長は接敵からの離脱のため戦術運動を行い、任務を続行する。MGS小隊長はまたMGS小隊が安全裡に接敵から離脱するよう、敵を制圧、視界撹乱するため直射および間接射撃および煙幕を要請することもありえる(B-3図、B-4図)。


B-3図. 迂回(MGS小隊が敵を制圧中)


B-4図. 迂回(MGS小隊が中隊に復帰)



Section IV. 防勢作戦(DEFENSIVE OPERATIONS)

防御においては、MGS小隊はSBCT歩兵中隊に機動、中装甲搬送体からの精密直射を供する。(防勢作戦についての記述は本教範第5章を参照せよ) MGS小隊はSBCT歩兵中隊の防御の一環として次の任務を行いえる。

陣地防御(Defend from a battle position)

反撃への参加(Participate in a counterattack)

予備として破砕攻撃(spoiling attack)、敵突破阻止、防御中の小隊への増援、他小隊の任務引継ぎを行う


B-8. 陣地防御(DEFENDING FROM A BATTLE POSITION)

SBCT歩兵中隊長の企図に基づき、MGS小隊が陣地を守る必要がある場合、MGS小隊は敵戦力を撃破、阻止、導入する、あるいは連続して陣地転換しては占領するよう課せられることがありえる。MGS小隊は中隊交戦域の自隊の部分を整えねばならない。MGS小隊はSBCT歩兵中隊陣地、円陣防御、強化拠点防御、戦区防御の一部として陣地を割り当てられることがある。最低限、MGS小隊が為さねばならないのは、


隣接歩兵小隊およびその他の部隊とデジタルおよびアナログ通信により調整する

射界を配分し、目標標定点を定める。時間が許す場合は、様々な直射統制手段をもちいて小隊の交戦域を整える(最大交戦線、交戦戦技、交戦基準および優先順位、その他)。

MGS各車の陣地を検査する

事前予行する

SBCT歩兵中隊にMGS小隊が陣地を確保したらば報告する

小隊射撃号令により直射を統制する

弾薬の消費を監督する


B-9. 反撃への参加(PARTICIPATE IN A COUNTERATTACK)

反撃の目的は敵を撃破し、枢要地形を再奪取し、接敵中の部隊への敵の圧力を軽減し、中隊の攻勢主導権を持続するにある。MGS小隊はより大きな部隊の一部として反撃を遂行するが単独で反撃を遂行する能力を限定的ながら持つ。

a. MGS小隊が反撃部隊として指定された場合、小隊長は関係する部隊と掩蔽および隠蔽陣地と経路について調整する。防御を実施するに先立ち、時間が許せば、小隊はこれらの経路にて事前予行する。小隊長は計画に武器の離隔を組み込む。小隊長は反撃中における直射および間接射撃を統制する。小隊長は小隊各員にあらゆる情報を伝達せねばならない。陣地および経路につき修正が必要となった場合、反撃部隊は他部隊が適切に射向変換あるいは停止を確実にするよう直ちに行動をとらねばならない。さもなければ友軍相撃の危険性が高まる。


b. SBCT歩兵中隊がMGS小隊とともに反撃を実施する場合、小隊は隠蔽経路にて、敵の側面あるいは背面に対して攻撃可能な事前に定められた戦闘陣地あるいは火力攻撃陣地へと戦術運動を遂行する。歩兵小隊は各自の陣地を保持し敵との交戦を続ける。(B-5図) 企図は武器の離隔と掩蔽を生かして敵を直射で撃破することにある。


B-5図. 中隊反撃部隊としてのMGS小隊



B-10. 予備(PERFORM AS A RESERVE)

SBCT歩兵中隊長は予備の必要とMGSの機動力、攻撃力、生残力とを比較検討せねばならない。その結果によりMGS小隊は中隊予備あるいは中隊予備の一部となることがある。任務、敵、地形、時刻、自戦力および民間人(METT-TC)の要素により必要であるかが定まる。予備任務ではMGS小隊は攻勢あるいは防勢任務のいずれも遂行することがある。

a. 予備任務では、MGS小隊は破砕攻撃、敵突破阻止、防御中の小隊あるいは中隊への増援を課せられることがありえる。MGS小隊はSBCT歩兵中隊長およびSBCT歩兵大隊長の企図を理解せねばならない。これはSBCT歩兵中隊の予備としてのMGS小隊が行いえる多々の任務にとって必須である。

b. MGS小隊は他のSBCT歩兵小隊の任務を予備として割り当てられることもありえる。



Section V. 都市作戦(URBAN OPERATIONS)

都市地域は主として人口の構造物、建物、街路、地下構造物からなる。この都市地形の特徴はMGSを運用するにあたり様々な戦術上の問題を可能性をもたらす。都市環境においてMGS小隊が有効裡に作戦するのを確実ならしめるには、MGS小隊の視界と直射計画は地盤面戦闘(街路および建造物一階)、上層階戦闘(aboveground fight,高層建築物における上層階)、地下戦闘への対処を含まねばならない。



B-11. 配慮事項(CONSIDERATIONS)

都市環境でMGS小隊を用いるに当たって以下の事項に配慮すること。


a. 都市環境における重要な点としては建造物密集域は指揮統制を減退させることである。MGS小隊各車がそれぞれ歩兵小隊に配されて単車で戦闘する必要も生じえる。

b. 街路はつねに接近経路となる。街路を進む部隊はしかしながら、しばしば建造物により導入されてしまい路外機動の余地はほとんど無い。都市街路に設けられた障害はそれゆれ開豁地形における道路に設けられた障害と比べて迂回がより困難であるがためより効果的となる。

c. 建造物は掩蔽および隠蔽を供し、かつ装甲車両の運動を著しく制約する。また建造物は直射火力配分、統制、射界を著しく制約する。あらゆる街路角、街区の並びが"不可視線"と同様に働き、慎重な援護監視が必要となる。厚壁の建造物は出来合いの強化陣地となる。

d. 建造物密集域にある地下構造物は見過ごされがちであるが、都市作戦の成否を制することもある。

e. 上層階戦闘(高層建築物のある地域での)はMGS小隊長、小隊軍曹、車長の配慮を必須とする。二階以上の高さにある目標に対して有効裡に火力を指向できるかを目標の高度と目標までの距離に基づいて分析する必要があるということである。

f. MGSが建造物密集域に入るときは、MGS小隊の警戒を適切に行える歩兵部隊とともに運動し戦闘する必要があるのが常である。


B-12. MGS小隊の任務(ROLE OF THE MGS PLATOON)

建造物密集域に対する攻撃では、指揮官はMGS小隊をMGSの長射程、精密攻撃力および中装甲防護の利点を生かすように運用せねばならない。MGS小隊は先導するSBCT歩兵部隊が都市地域に足掛かりを奪取する間、火力支援を供することがある。ついで地域が確保されるまでの間、MGS小隊は歩兵のために援護監視あるいは火力基盤を務める。SBCT歩兵中隊長はたいてい、MGS小隊を建造物密集域の外に占位させる。MGS小隊は攻撃の始終を通じて高速接近経路を射制するためその場に留まることがある。これは企図がSBCT歩兵中隊が目標地域を確保する間、特定地域を孤立させることにある場合にことに当てはまる。しかしながら、中隊長はMGS1両を建造物密集域内の1個歩兵小隊に配し、MGS小隊残余は目標地域を孤立させ続けることを選ぶこともありえる。

注:

攻撃支援を供するより前に、MGSは火力支援陣地へ進入機動できる必要がある。これは、敵の強化拠点や対戦車誘導弾資産を固有の歩兵武器で制圧する支援が通常必要となる。


a. 指揮統制 以下の指揮統制上の配慮事項が都市環境においてMGS小隊を計画、運用するにあたって関わってくる。

(1) 通信 都市作戦中に行われる任務編成ゆえに、分隊や班といった小戦術編制において、建造物やその他の都市構造物により擾乱されうる通信手段の代替を講じる必要が生じることがある。

(2) 火力統制 都市作戦においては徹底した直射火力計画と制約的な火力統制手段が必須である。火力統制線その他図示による統制手段を徹底して用いることもまた必須である。

(3) 近接性と視界 都市作戦では友軍部隊は狭隘かつ制約された地域にて作戦せざるをえないのがしばしばであり、近傍の友軍部隊を視野に納められぬこともありえる。これらの要素により友軍相撃の可能性が著しく増大する。それゆえ、通信を向上させ、図示統制手段を用い、事前予行することが必須となる。

(4) 人的要素 都市作戦は兵および指揮官に対する肉体的、心理的負担が著しい、しばしば極度となることがしばしばである。MGS小隊では補給消費が増加(例えば燃料と弾薬)し都市環境では対戦車誘導弾による撃破の可能性も加わることでこれらの負担はさらに増す。

(5) 交戦規則、交流規定および民間人(Rules of Engagement, Rules of Interaction, and Civilians) 交戦規則および交流規定は特定の武装あるいは戦技および手順の使用を制限することがある。都市環境の一部として、非戦闘員は特別な作戦上の問題をもたらす。これらの懸念に対処するため、都市地形で作戦する舞台は交戦規則および交流規定の範疇で有効裡にMGSを運用するすべを知らねばならない。

(6) 都市作戦のテンポ 都市作戦は緩やかかつ周到に行われるため、MGS小隊は車両の攻撃力および速度と機動力を十分に発揮できないこともありえる。


b. 機動 次の機動に関する諸事項が都市環境におけるMGS小隊の計画及び運用に関わってくる。

(1) 一括詳細計画(Detalied Centralized Planning)と分散実行(Decentralized Execution)の必要性 都市作戦はたいてい周到攻撃を含み、徹底した情報活動と事前予行を必要とする。

(2) 調整の必要性 都市作戦はSBCT歩兵分隊とMGS各車との間という最も低い階梯において緊密な調整が確立したときに成功する。

(3) 最も低い階梯における諸兵科連合団の形成 任務編成は通常、小隊階梯から上で行われるが、都市作戦では分隊あるいは単車での任務編成が必要とされることがある。MGS小隊にはMGSが単車で歩兵小隊1個と協同するといった、様々な編成に入ることがある。

(4) 自軍の脆弱性 MGS単車は精密直射を随伴する歩兵分隊に供することが可能であるが、その一方で敵歩兵と対戦車誘導弾の攻撃には脆弱である。都市作戦における攻撃部隊は局所反撃(local counterattack)に対する構えがなければならない。

c. 任務編成 都市作戦に参加するMGS小隊の任務編成は建造物密集域と目標の特質にあわせて様々となる。総じて、SBCT大隊、あるいはSBCT歩兵中隊は突撃部隊、支援部隊、予備で運用するが、場合によっては警戒部隊も設けることがある。通常、突破部隊を別個に設けることはせず、突破隊は予期される障害の型式と位置に応じて突撃部隊あるいは支援部隊の一環となる。

(1) 突撃部隊(Assault Force) 突撃部隊は都市地域に足掛かりを確保し地域の実際の目標の掃討を行う部隊である。突撃部隊は通常、徒歩部隊で工兵と任務編成し歩兵戦闘車やMGSを小隊あるいは単車で増強として受け入れる。

(2) 支援部隊(Support Force) 通常、都市作戦に参加する乗車部隊の多くは、例えばMGS小隊などは支援部隊に任務編成される。これによりSBCT歩兵中隊長はその生残性を損なうことなくMGS小隊の火力を運用することが可能となる。支援部隊は目標地域および都市地域への実際の入域点を孤立させ、あるいは突撃部隊が足掛かりを奪取するのを可能とすべく敵陣地を制圧するため精密直射を供する。

(3) 予備部隊(Reserve Force) 予備部隊には通常、乗車部隊および徒歩部隊の双方が含まれる。次の任務のいずれでも遂行できるよう備えをもたねばならない。

敵に不意の方向から接敵する

友軍の戦果拡大、敵の弱点を利用する

友軍の背面や側面を警戒

迂回した敵陣地を掃討する

隣接部隊との接合を維持する

必要に応じて、火力支援や火力攻撃を遂行する



B-13. 都市作戦におけるMGSの能力と限界(MGS CAPABILITIES AND LIMITATIONS IN UO)

車両や装備に関する様々な要素が都市環境におけるMGS小隊の計画及び運用に影響する。これらの要素には以下が含まれる。


a. 弾薬 都市環境に適切な主砲弾種は曳光付対戦車成形炸薬弾(HEAT-T)、曳光付粘着榴弾(HEP-T)、曳光付白燐弾(WP-T)である。これらは掩蓋陣地及び建造物に対しては徹甲弾にはるかに優る。

(1) HEAT-Tは砲口からおよそ60フィートで信管安全装置が解除される。60フィート以内の都市目標に対してはその威力の大半を失う。

(2) HEP-Tは主として要塞構築物、掩蓋陣地、建造物、銃座(crew-served weapon emplacement)、兵員(爆圧と破片が望ましい場合)に対して用いられる。

(3) WP-Tの主な目的は目標を標示し遮蔽することであるが、可燃物を発火させるのにも用いられうる。

(4) 徹甲弾の装弾筒は随伴する歩兵部隊にとって危険である。砲と目標を結んだ線の両側70mずつ、1km先までが危険地域となる。

(5) フレシェット弾(Beehive ammunition)は主として開豁地の兵員に対して用いられる。フレシェット弾は狭隘な地域であることがから都市環境での使用は制限されることがある。

b. 機銃 敵人員および軽度の強度を有する建造物内の敵陣地に対して制圧射撃を有効裡に局所防御武器は行える。この武器は必要に応じて取り外して地上で用いることができる。

c. 視界と警戒 ハッチ閉鎖状態ではMGSの乗員は側面、背面への視界は限られ、上方は全く見えない。B-6図とB-7図は都市環境におけるMGS運用における死角を図示している。MGSがハッチ閉鎖状態の場合、降車歩兵がMGSの死角(側面、上方、背面)の周囲警戒を行わねばならない。

d. 主砲の仰角及び俯角 都市地形において降車歩兵突撃を支援するには主砲の仰角は20度必要である。また、局所防御武器で射程1000m、主砲で射程2000mで高所における徒歩歩兵突撃を直射で有効裡に支援するには仰角が20度必要である。歩兵の攻撃軸をMGSが機動することが不可能であり、距離をおいて歩兵を支援せざるをえぬとき、この能力が必須となる。俯角10度が必要となるのは、防勢作戦において低地の交戦域にいる敵に対して火力を集中するためMGSが用いられる場合である。


B-6図 街路高におけるMGSの武装の死角

B-7図 上層階高におけるMGSの武装の死角



B-14. 都市作戦における防勢戦技(DEFENSIVE TECHNIQUES IN UO)

防勢都市作戦においては、MGS小隊はSBCT歩兵中隊長に敵脅威に迅速に対応しえる機動戦力を供する。小隊各車は敵が接近してくる蓋然性がある経路で精密長射程直射の有利を活用できる陣地に占位すべきである。

a. MGS小隊の運用。有効な占位によりSBCT歩兵中隊長はMGS小隊を様々に運用することが可能となる。有効な占位には例えば以下が挙げられる。

都市縁の相互支援陣地

市街あるいは村落の側面にある枢要地形

阻塞や障害を火制しえる陣地

中隊予備の一環として

MGS小隊は通常、小隊丸々で用いられる。しかしながら、指揮官にはMGS各車を歩兵小隊や歩兵分隊と協同させる選択肢もありえる。この場合、MGS各車は降車歩兵が供する近接警戒の利を受け そしてこれら歩兵の攻撃力を増強することとなる。

b. 戦闘陣地(Fighting Positions) MGS各車の戦闘陣地は建造物密集域における完全かつ実効性ある防御計画に必須の要素である。車両陣地はあたうかぎりの掩蔽、隠蔽、視界、射界を与えられるように選定し整えねばならない。同時に必要なときに車両が運動する能力を戦闘陣地は妨げてはならない。以下の配慮事項が関わってくる。

(1) 射界が街路だけしか収められぬ場合は、車体掩蔽陣地を用いて掩蔽を供しMGSが街路を直接、縦射できるようにすべきである。この陣地であれば、MGSは防護を受けつつ代替陣地へ迅速に運動する能力も保持できる。敵砲撃により崩壊した建物はMGSの車体と乗員にはごくわずかな危険でしかない。

(2) 敵と交戦する陣地へ進入するまで、MGSは隠掩蔽のため潜伏陣地に占位することがある。潜伏陣地は建造物内、地下車庫、建造物の近傍(敵の視界を建造物で遮る)、あるいは切り通し(culvert)などに設けられる(B-8図)。

(3) 潜伏陣地からは前進してくる敵が見えぬため、MGS乗員か近傍の降車歩兵から観測手が出て隠蔽されつつも乗員に警報を発することができるようにせねばならない。観測手が目標を捕捉すると、MGSに射撃陣地へ進入し、適切なときに射撃するよう信号を送る。

(4) 射撃後、MGSは位置を暴露することを避けるため代替陣地へ運動する。

注意
車両潜伏陣地に建物内部を用いるため車両を入れるときは、床が車重を支えられることを確認すること。さもないと車両が床を踏み抜いて落下することもありえる。



B-8図 都市環境における潜伏陣地の例


B-15. 予備部隊としての運用(EMPLOYMENT OF THE RESERVE FORCE)

都市作戦防御構想における機動では、中隊長は予備部隊の運用を常に検討する必要がある。この部隊は枢要地形を再奪取する反撃、敵突破阻止、自軍の側面防御、離脱する部隊に火力基盤を供する構えを持つべきである。建造物密集域における戦闘では、予備部隊はあたうかぎり機動力をもたねばならない。MGS小隊(あるいはその一部)が中隊予備部隊の中核となることはおおいにありえる。


Section VI. 安定作戦および支援作戦(STABILITY OPERATIONS AND SUPPORT OPERATIONS)

既に述べたように、MGS小隊は米軍および連合軍が安定作戦および支援作戦双方を遂行するにあたって重要な資産となりえるだけの固有の能力がある。小隊は様々な政治的および地理的環境において広範な作戦を支援することを求められうる。これらの作戦の例は本教範の第8章および第9章に記載されている。


B-16. 安定作戦および支援作戦におけるMGSの能力と限界

安定支援活動においては、特定の作戦における火力、機動力、衝撃力、生残性といった固有の能力を最大限に活用する必要がある局面においてMGS小隊は用いられるのが通例である。小隊は本教範の始終で記述されてきたのと同様の手順を用いて運動、攻撃、防御する。

a. その一方で、安定支援作戦に通底する任務、敵、地形、時、自軍および民間人(METT-TC)と作戦上の配慮から任務の成功裡の達成条件が修正されることがある。これはMGS小隊に時として通常は特別に訓練され装備した部隊が扱う任務を割り当てられることがあるということである。例えば、憲兵が不足しているときは小隊が群集および暴動鎮圧を課せられることがありえる。(憲兵部隊がデジタル能力かアナログ能力を有するかを把握すべく早期に調整を行う必要がある)

b. この種の任務に中機甲戦力が用いられるときは幾つか問題が生じる。完全に実効的かつ効率を発揮するするには、乗員はこのような任務を遂行する前に特別な装備と訓練を受ける必要がある。安定或いは支援作戦のある局面ではMGS小隊固有の利点(攻撃力、機動力、生残性)が実質的に失われることがありえる。そこで、中隊長はその利点を最大限に生かすためにMGS小隊をいつどこで用いるかを決しなければならない。


B-17. 運用の例(EMPLOYMENT EXAMPLES)

以下の状況例で安定或いは支援作戦におけるMGS小隊の運用上の考慮事項を詳らかにする。これらの例は包括的なものでは無い。METT-TCの要素を評価し作戦域における作戦上の配慮事項からさらに別な任務が必要とされることもあろう。ここで描かれる比較的単純な状況は常に転変とししばしば混乱する状況、多用性が成功(そして生残)の鍵である安定あるいは支援作戦における状況を適切に表しているとはいえない。あたうかぎり、中隊長はMGS小隊の役割、任務を小隊の固有の特質および能力に適したものとするよう努力すべきである。B-9図は戦闘陣地あるいは予備/即応任務におけるMGS小隊を描いたものである。

注記: 都市作戦の説明については本教範第6章を参照せよ。既に述べたようにこれらの作戦は安定作戦および支援作戦の作戦上の準拠となる。

a. 戦闘陣地を設ける。小隊は戦闘陣地を設け、SBCT歩兵中隊円陣あるいは強化点防御において小隊戦闘陣地をその場で引き継ぐ(B-9図のA)。SBCT歩兵中隊のMGS小隊と降車歩兵は組み合わせるべきである。円陣外の徒歩パトロールや監視所との調整が必須である。交戦域内への立ち入り制限を伝える地元言語での標識が掲示されるべきであろう。(防勢作戦についてのさらなる記述は第5章を参照せよ)

b. 予備としての運用。 SBCT大隊あるいはSBCT歩兵中隊予備の一部として、MGS小隊は集結地域に占位し、或いは円陣防御を設ける(B-9図のB)。任務としてありえるのは包囲された友軍との連絡あるいは救援(B-9図のB1)、墜落したヘリ或いは擱座した車両を救出する作戦で目標を確保するため連絡、運動(B-9図のB2)、車列を攻撃する敵部隊を撃破すべく戦術運動(B-9図のB3)などである。これら3つの想定ではMGS小隊は戦術運動と接敵行動を遂行する。接合(linkup)、火力支援、火力攻撃、突撃、応急攻撃、編合と再編も予備任務では必須である(これらの作戦については第4、第5および第8章を参照せよ)


B-9図. 戦闘陣地および予備/即応部隊任務


c. 交通統制点の援護監視。 MGS小隊(あるいは単車)は歩兵あるいは憲兵の交通統制点を援護監視する(B-10図のC)。援護監視部隊はその周囲の安全を降車歩兵の監視所や中隊の徒歩パトロールと調整することで確保する。

d. 緊扼地点の防御。 MGS小隊は歩兵分隊1個(或いは歩兵小隊1個とMGS単車)で主補給経路沿いの緊扼地点を抜ける交通を守り可能ならしめるため円陣防御を占領する(B-10図のD)。MGSと歩兵を円陣防御にともに組み込むことが火力の効果を集中し、徒歩パトロールと監視所により早期警戒と防御の作戦保安を供するため必須である。防勢作戦に関するさらなる記述は第5章を見よ。

e. 封鎖あるいは路上阻塞の援護監視。MGS小隊(あるいは単車)は封鎖あるいは路上阻塞、有人陣地あるいは火制されているのみの強化障害を援護監視する(B-10図のE)。MGSを封鎖あるいは路上阻塞の援護監視に用いる場合、中隊長は降車歩兵監視所とパトロールを調整する必要がある。周到な戦闘陣地の占領手順を用いれば、MGSの陣地はより良くなる(第5章をみよ)。

f. 車列護衛。MGSは車列護衛任務を第8章にて述べた手順を用いて務める(B-10図のF)。

g. 探知/突破作戦。MGS小隊(或いは単車)は主補給経路(MSR)における突破作戦を援護監視する、或いは工兵部隊が経路を啓開する間、援護監視を供する(B-10図のG)。METT-TCの要素に基づいて、MGS小隊は、徒歩兵、工兵車両、戦車(可能ならば地雷ローラーを装着している)といった探知部隊に戦術運動の戦技を用いて援護監視を供する。地雷が探知された場合、MGS小隊は全ての地雷が探知され無害化されるまで突破部隊を援護監視し続ける。障害が突破部隊の能力を上回る場合、工兵が呼ばれる。常に、援護監視車両は普段と異なる事象、例えば新たな工事、損傷を受けていた建造物の修繕、真新しい或いは場違いな植物や樹木、掘られたばかりの穴などに注意すべきである。こういった状況は新たに埋設された、あるいは管制起爆地雷の存在を示すことがありえる。いかなるときもMGSは突破あるいは探知活動を行ってはならない。


B-10図 交通統制点、緊扼地点、封鎖、車列護衛、経路探知任務


h. 包囲捜索作戦。 包囲捜索作戦においては、MGS小隊は捜索地域を孤立するため援護監視陣地あるいは応急防御陣地(あるいはその双方)を占領する(B-11図)。捜索チームとの緊密な調整及び通信が必須である。また包囲地域の死角や間隙を常に監視するため監視所やパトロールの運用も必要である。MGS小隊(あるいは各車)は捜索チームあるいは監視哨が敵部隊を発見した場合、直ちに行動する備えがなければならない。接敵はMGS小隊が戦術運動および接合を遂行する必要があるときがある。


B-11図. 包囲捜索作戦


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コメント
この記事へのコメント
初めまして
FM翻訳プロジェクト
http://www28.atwiki.jp/913046/
このようなプロジェクトがあるのですが
人手不足で作業が全く進んでいません。
そこであなたの訳された文を上記サイトに掲載したいのですが
してもよろしいでしょうか?
2009/06/30 (火) 16:10:21 | URL | #-[ 編集]
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