SBCT関係論文翻訳
1999年10月AUSAの昼食会にて時の米陸軍参謀長エリック=シンセキ大将は演説を行った。陸軍の変革・再編・革新の道程標となる出来事であった。
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イラク戦争の代償
The true cost of the Iraq war: $3 trillion and beyond
By Joseph E. Stiglitz and Linda J. Bilmes
Sunday, September 5, 2010

『世界を不幸にするアメリカの戦争経済 イラク戦費3兆ドルの衝撃』の共著者らによるイラク戦争回顧の投稿。
イラク戦争による機会損失を憂い、具体的にどのような影響があったかを短くまとめている。
・アフガニスタン
イラクに関心が逸れ、イラクに注いだ資源を振り向けていれば状況は現在よりも良好であったはず
武装勢力や軍閥が復活する以前の2003年に増派していれば2010年に増派するよりも実効はさらにあっただろう

・原油価格
イラクの原油産出が乱され中東の不安定化により域内への投資が減速、原油価格の高騰は経済に破滅的な効果

・米国赤字
減税しつつ借金で戦った初の戦争により膨れ上がり、今後は健康保険や障害手当の負担もある

・世界金融危機
石油輸入代金は国内に回らぬし、戦争支出、たとえば海外基地での契約業者への支払いは教育・インフラ・技術と比べて短期的な経済刺激としても効率悪く、長期投資にならぬ
金融政策と規制を弛緩させて経済を行き進めたが住宅バブルをもたらした。これほどの弛緩策を用いなかったらば
バブルの規模も弾ける衝撃も小さかったはず。財政赤字の増加で政府出動の余地も乏しく景気後退は大規模で長期化した。

最後に、イラク戦争がなければ米国の世界地位も高く、経済も強かったであろうと結論している
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