SBCT関係論文翻訳
1999年10月AUSAの昼食会にて時の米陸軍参謀長エリック=シンセキ大将は演説を行った。陸軍の変革・再編・革新の道程標となる出来事であった。
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シュピーゲルでペトレアス大将インタビュー
09/19/2010
Interview with ISAF Commander Petraeus
We're Not 'Going to Turn Afghanistan into Switzerland'
2010年9月19日、アフガニスタンでは国会下院選(上院は州議会から指名と大統領指名)が行われた日にインタビュー

・これまでは包括的な対内乱作戦を遂行できるだけの資源が注がれていなかった。構想に欠け、文民、部隊、資金が不足。ここ18ヶ月間で米軍は6万名追派、文民、特殊部隊も増派し、アフガン治安部隊10万名の資金確保

・対内乱戦は地域ごとに取り組まねばならない。土地の権力関係、気質、慣習を理解せねばならない。必要な兵力が手当てされ、その結果、カンダハル州西部2地区がここ5年間で武装勢力の聖域となっていることが判明

・タリバンはヒエラルキーが定まっており、頂点のオマル師以下、側近や部下を図に書きだしてみせられるほど把握している、末端には10ドルで雇われている者や後背つねならぬ輩もあり曖昧ではある、またアフガンタリバン、パキスタンタリバン、ハカニ派、アルカイダなど各集団の共生関係も把握

・武装勢力各集団は相互に仕掛け爆弾製造、文書偽造、情報作戦などの技能を融通している

・柱として特殊作戦、部隊増派、地域長老・指導者への働きかけをシュピーゲルは指摘、ペトレアスは特殊作戦による武装勢力指導層殺害だけでは不十分とイラクでのザカウィ殺害後も内乱が激化したことを述べる

・68自治体で地方警察育成を開始。アフガン内務省の統制下にあり安全措置が講じられており、欧州や当初カルザイ政権から懸念の声があがっていたような軍閥民兵となることはない

・9月20日にカルザイ政権はタリバンとの和解委員会の人選を発表し、その後州や地区レベルでも和解委員会を設立
武器をおろし、アフガン憲法を認め、過激勢力との関係を断ち、社会の価値観を受け入れるのが条件、和解に応じようという集団は多数ある

・2011年7月の撤退開始期限については現地の情勢に応じてアフガン部隊へ委譲を開始する時期と説明、撤退開始はさらなる増派とあわせて発表されたものであり、アフガン側・軍へのメッセージでもある、誤解がありタリバンなどは意図的にしている

・アフガン政府内の腐敗は対処が行われており、アフガン西部の国境警察が収監されたほか、州警察トップ複数名が解任か拘束され、指揮官多数に州知事でも更迭され、裁判官を含む法曹多数も解任された

・カルザイ大統領一族に腐敗があり率先して対処すべきではという質問には、曖昧に答える

・対内乱戦では資金は弾丸であり、契約指針を定めて、反対層ではなく支持層を潤すようはからう。また契約活動を監督する組織を設けた。しかし、アフガニスタンを工業化し民主化していわばスイスに変身させるのではなく、安全で自立させるのが目標

・アフガン治安部隊の入隊者は識字率は低いが与えられるもの少ないのに慣れており、戦う意志が確固としてある
現在、治安部隊3万名超が識字教育課程を受けている 特定のナンバーの車両を探し出すのにも法を施行するにも文字や数字が読めねばならない

・最近、アフガン駐留のドイツ軍大隊はバダクシャン州で対内乱作戦をおこない効をあげた

・ドイツ連邦軍をはじめ各国軍には米国も含めそれぞれの国が課した制約がある それぞれを理解し長所と短所をおさえて最大の効果を発揮するよう多国籍の連合作戦を行う

・損害数をみれば、部隊規模に比して高い損害を出している国もあり、米軍のみが汚れ仕事を引き受けているという見方はあたらない

・米軍増派で10万名となり、NATOなど連合の戦争から米国の戦争へと変質したという見方も妥当ではない、50カ国以上からなる連合作戦という点を押し出すよう努めており、オランダ撤退後も連合各国の部隊は増えている

・二日前にカルザイ大統領とパキスタンを訪問したが、パキスタン領内での無人機攻撃は議題として取り上げられなかったと語る

・米国内でアフガンでの戦争はイランが目的という見方があるとの質問には、アフガンを過激勢力の聖域としないのが目標と答える、イェメン・アルジェリア・パキスタンなど他の地域ではそれぞれ対処がされている 情報共有や訓練資材・装備提供など様々な手段ある

・目標達成に与えられた時間についてはアフガンその他で時計の進み具合は違うと答え、2014年にアフガン側への権限委譲という話はカルザイ大統領が同年までに全土で治安活動を主導するのを目標としている意味と説明、目標として現実的かについてはカブールやその他で既に主導しており、絶え間ない脅威ある困難地域でも可能と答える

#最後の任務達成や今後の展望については省略
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