SBCT関係論文翻訳
1999年10月AUSAの昼食会にて時の米陸軍参謀長エリック=シンセキ大将は演説を行った。陸軍の変革・再編・革新の道程標となる出来事であった。
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米陸軍、欧州で4個旅団態勢維持にかかるコスト
Army Times
GAO: Brigades in Europe cost billions
By Jim Tice - Staff writer
Posted : Wednesday Sep 29, 2010 18:24:24 EDT

経緯
・2007年まで欧州米陸軍は6万2千名から2万8千名へ削減しつつあり、最終的には2個旅団(第173空挺旅団、第2ストライカー騎兵連隊)態勢に移行することとなっていた
・だが、ここ3年は撤退を凍結し、4万名・4個旅団(上記に加えて第170歩兵旅団、第172歩兵旅団)態勢で推移
・2010年QDR(2月発表)では上級司令官らの案にもとづき欧州米陸軍を4個旅団態勢にする提言が掲げられている
理由として欧州の安保環境が変化し、旧ワルシャワ条約機構諸国を含むNATO同盟国との共同訓練や活動の要求をあげる

9月13日発表のGAO報告書によるとこの2個旅団を維持するには今後10年間で20億ドル余分に掛かる
・この報告書はポルトガル・リスボンで開催されるNATO首脳会議に先立つこと2ヶ月前に出されたもの

現在の態勢
・ドイツ(ヴィースバーデン、バウムホルダー、カイザーラウテルン、シュツットガルト、アンスバッハ、グラーヴぇンヴェーア・ヴィルセック・ホーヘンフェルス)に第170歩兵、第172歩兵、第2ストライカー騎兵連隊の3個旅団
・イタリア・ビチェンツァに第173空挺旅団

凍結以前の予定ではドイツ国内の基地のうちバンベルクとシュワインフルトを閉鎖、部隊削減とあわせて数十億ドルの節減になるとしていた
・しかし、米国帰還予定だった2個旅団をそれぞれ第170歩兵、第172歩兵としてバウムホルダー、グラーヴェンヴェーアに維持している

コスト
・GAO報告書によるとバンベルクとシュワインフルトを維持するのに2013年以降、毎年1億8千万ドル近くかかる
・2個旅団(170、172)の維持に今後10年間で10億ドルから20億ドル基地コストがかかる

在欧州米陸軍および第7軍司令部のハイデルベルクからヴィースバーデンへの移転
・長期的に何億ドルも節約できると見込まれていた
・予定では2013年に完了のはずが、少なくとも2年の遅れが生じておりハイデルベルクの運用で年に1億5千万ドルかかる
・GAOは司令部移転に批判的で、ハイデルベルクには第二次世界大戦以降の積み上げあり、試算の前提にも疑問としている
・在欧州米陸軍当局者は現在、ヴィースバーデン(第1機甲師団司令部が駐留)で建設中の司令部施設は戦域作戦の指揮統制施設となるとしている
・基地内に飛行場あり、ハイデルベルクは大都市の市街地内だがヴィースバーデンは郊外

これまでに掛かったコスト
・過去5年間で部隊移転にともなう施設改善に13億ドル
・内訳の例
グラーフェンヴェーア兵舎その他:4億7300万ドル、第173空挺師団のヴィチェンツァ集約:4億2400万ドル

陸軍の事業ではないが、国防総省の医療施設(トリケア対象)の移転統合
・ラムシュタイン空軍基地の診療所とラントシュトールにある地域医療センターを統合し、カイザーラウテン付近にある欧州の米陸軍兵站拠点に隣接した医療センターへ移転
・コスト12億ドル、兵員4万名の他欧州軍担任地域で受益者24万5千名
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